不貞の判例に関する記事
【簡単】不倫や浮気で慰謝料を請求できる条件って?


探偵業に従事しています、Rです。
北海道から鹿児島まで全国各地で調査してきました。
わかりやすく解説してますので是非ご覧ください。
今回はこんな疑問を抱える方にむけて記事を書いています。
・不倫で慰謝料を請求できる条件って?
・できない場合は?
今回は上記のような疑問を解説していきたいと思います。
ではさっそくみていきましょう。
不貞による慰謝料請求できる条件
慰謝料を請求できる条件は下記の通り
・既婚者であることを知りながら肉体関係を持った
・浮気・不倫によって夫婦関係が崩壊してしまった
既婚者であることを知りながら肉体関係を持った
慰謝料を請求する条件として、故意であること(不貞行為時において不貞相手に配偶者がいることを認識していること)が重要な要素となります。
故意として認められる場合は既婚者であることを知りつつ肉体関係を持った場合です。
既婚者だと知らなかった場合、浮気相手に対して慰謝料の請求はできない場合があります。
ただし、気がつく状況であるにも関わらず、把握していなかったなどの場合は故意の不貞行為として認められる可能性もあります。
浮気によって夫婦関係が崩壊してしまった
浮気相手に過失が認められた、円満な家庭生活を送る権利を侵害されたときも、慰謝料の請求が可能。
• 浮気によって夫婦関係が崩壊してしまった
• 浮気が始まった後に別居した
• 離婚を切り出した
などが該当します。
しかし、浮気が始まる前から別居生活していたなどの場合、浮気相手への慰謝料請求は難しい場合があるでしょう。
慰謝料請求できない場合
できない場合は主に下記の通りです
・既婚者であることを知らないまま肉体関係を持った
・夫婦の仲が悪く、婚姻関係がすでに破綻していた(別居している場合、婚姻関係が破綻していたと判断される可能性が高い)
・すでに精神的な損害を補う十分な慰謝料を受け取っている
・時効が経過してしまった
おおまかに以上の4つですね。
上の2つは上記で解説した2つが該当しなかった場合ですね。
残り2つを詳しく解説したいと思います。
すでに精神的な損害を補う十分な慰謝料を受け取っている
慰謝料を請求できないケースとして、パートナーから充分な慰謝料を受け取っている場合。
浮気・不倫による損害の支払いが済んでいるため、浮気相手に慰謝料を請求することはできません。
二重で請求はできないということですね。
時効が経過してしまった
慰謝料請求の時効が成立してしまうと、慰謝料の請求が行えないというもの。
時効は浮気の事実を知ってから原則3年で
浮気を把握していなかったり浮気相手を認識していなかったりする場合には20年となります。
不貞や不倫の慰謝料は、不倫相手に対して請求することも可能で慰謝料請求をする際には
• 浮気をしたパートナー本人のみ
• 浮気(不倫)相手のみ
• 浮気をしたパートナーと浮気相手の両方
の3パターンですね。
慰謝料請求が可能な、不貞行為(貞操義務違反)と認められるためには婚姻関係であることが条件となります。
婚約中や内縁関係であっても請求可能です。
慰謝料の請求を行うためには、相手の氏名や連絡先の情報が必要です。
パートナーが不倫を認めている場合は大丈夫ですが、
認めていない場合には自分で相手の情報を集める必要があります。
慰謝料の相場
浮気による慰謝料の相場は50~300万円が目安。
発覚した後に夫婦関係がどのように変化したかが重要でこのようになります。
離婚も別居もせず、夫婦関係を継続 50~100万円
浮気が原因となり別居 100~200万円
浮気が原因となり離婚 200~300万円
相場はあくまでも目安であるため、当事者同士の話し合いで妥当な金額を決めるものでもあります。
過去に起こった同様の事例や判例などを基準にして、納得できる金額を請求しましょう。
慰謝料請求の方法
不倫相手へ慰謝料を請求する流れは下記のとおり。
- 慰謝料を請求できる条件を確認
- 相手の特定・証拠集め
- 不倫相手との直接交渉
- 示談書の作成
- 示談書をもとに公正証書も作成する
- 話し合いがまとまらなければ裁判へ
詳しい内容はこちらの記事で解説しています。
最後にまとめ
相手への慰謝料の請求は過去に起こった同様の事例や判例などを基準にして、納得できる金額を請求しましょう。
事実を認めさせ正当な額を請求するには、不貞の有効な証拠が必要です。
もしもパートナーの浮気の可能性が高い場合
慰謝料を請求したい
別れさせたい
真実が知りたい
離婚の有無に関わらず証拠が欲しい
法的に有効な証拠が欲しい
不貞の証拠や実態を把握して離婚を有利に進めたい
など、さまざまな悩みがあると思います。
探偵に依頼すれば有効な証拠や事実関係を明らかにしてくれるでしょう。
しかし、探偵に浮気調査を依頼するとおおまかに
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20時間で40~50万円
30時間で60~70万円
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法的に有効な証拠までは必要なく事実を知りたい
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そして、パートナーの行動が明らかになるのでモヤモヤした気持ちから解放されることや
この方法でも不貞の事実が認められるような出入りを撮影できれば法的に有効な証拠にもなります
判明事項が多ければ多いほど探偵に依頼する場合、費用を抑える事ができます。
探偵に依頼を考えている場合でも一度自分での調査は経由するのがおすすめです。
詳しくまとめてみましたので、下記の記事を参考にしてみてください。
探偵に依頼する事を考えていて
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下の記事で探偵社 響・Agentについてまとめてますのでよかったらご覧ください。
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審査基準やサービス、口コミについてはこちらの別記事でまとめています。
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