不貞の判例に関する記事
【夫の不貞】知人と飲食をした際に知り合い不貞期間は5年、慰謝料請求額は373万円、認定額は220万円
| 裁判所 | 東京地裁 |
|---|---|
| 判決日 | H27.5.26 |
| 原告 以後Xと表記 |
妻【37歳、X】 |
| 不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
夫【41歳、A】 |
| 不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
女【被告、36歳、Y】 |
| 夫婦の婚姻期間 |
H21頃婚約 H24.11.1婚姻、約2年 |
| 夫婦の子の有無 | |
| 不貞当事者間に子供がいたか | |
| 被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H21.8頃~、約5年
不貞行為当時の夫婦関係
交際の経緯、積極性等
H20頃、A【夫】は知人らと飲食した際にY【女】を紹介され、知り合った。
その後6月頃にA【夫】が飲食店をオープンしたことを聞いたY【女】が同店に1人で来店した。
Y【女】はA【夫】に妻があることを知りながら密会を繰り返した。
この事案における特殊性等
H26.3.17XAYで話し合いを行った際、関係解消を求めたXに対し、Yは関係を継続する旨を伝え、実際に不貞行為を繰り返した。
YはX主張の事実を争わない。
その後夫婦の婚姻関係
結婚生活は修復困難な状態
判決
慰謝料の請求額373万9200円→判決による認定額220万円【慰謝料200万円、弁護士費用20万円】

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交際の経緯、積極性等、A【夫】Y【女】は同じ小学校の教諭である。Y【女】A【夫】は2人で旅行する、自動車内で性交渉を行うなど、不貞行為を繰り返した。
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この事案における特殊性等,A【夫】は、不貞行為と離婚との間に相当因果関係なしとして争ったが認められなかった。
