不貞の判例に関する記事
【簡単】不倫の慰謝料の判例9選!慰謝料相場もあわせて解説
探偵業に従事しています、Rです。
北海道から鹿児島まで全国各地で調査してきました。
わかりやすく解説してますので是非ご覧ください。
今回はこんな疑問を抱える方にむけて記事を書いています。
・不倫慰謝料の判例が知りたい
・不倫の慰謝料の相場は?
今回は上記のような疑問を解説していきたいと思います。
ではさっそくみていきましょう。
不倫慰謝料の判例9選
こちらの判例は弁護士法人みずほ中央法律事務所さんの
「【不倫(不貞)の慰謝料として50〜500万円を認めた裁判例】」
から抜粋してます。
では見ていってみましょう
不貞男性、同棲していた→解消→再度同棲開始→500万円
・不貞行為 妻と男性
・請求額 500万
・認容額 500万
概要
一時同棲していた→解消→再度同棲開始
妊娠もあった
不貞男性が勤務先に不倫を告知した
請求額を上げておけば500万円よりも上の金額が認容された可能性があるそうです。
弁護士の訴額設定が妥当ではなかったと思われるそう。
不貞男性、外泊2回で夫婦破綻→200万円
・不貞行為 妻と男性
・請求額 700万
・認容額 200万
概要
外泊を伴う不貞行為が2回あった
夫婦関係は破綻し,修復の目処が立っていない
不貞男性、双方に責任あり→150万円
・不貞行為 妻と男性
・請求額 1000万
・認容額 150万
概要
不貞期間が長期であった
不貞開始前は破綻していなかった
不貞開始後に破綻した
妻の責任も大きかった
不貞男性、すでに破綻気味→100万円
・不貞行為 妻と男性
・請求額 800万円+弁護士費用147万円
・認容額 100万円+弁護士費用10万円
概要
妻はスナック勤務であった
妻が積極的であった
不貞は『夫婦同然の暮らし』に至っていた
妻は夫への不満を持っていた
不貞女性、不貞20年→300万円
・不貞行為 夫と女性
・請求額 1200万円
・認容額 300万円
概要
公立学校の教員同士の不貞
関係期間が約20年であった
不貞女性、職場内不倫→200万円
・不貞行為 夫と婚外女性
・請求額 2000万円+弁護士費用200万
・認容額 200万円+弁護士費用20万
概要
不貞行為者は職場の同僚同士であった
不貞の2人は『再婚した夫婦』のようにふるまっていた
不貞女性、同棲+離婚の危機→150万円
・不貞行為 夫と女性
・請求額 1000万円
・認容額 150万円
概要
不貞関係の2人は同棲している
夫婦は離婚の危機に瀕している
不貞女性、夫婦の関係は維持→100万円
・不貞行為 夫と女性
・請求額 1000万円
・認容額 100万円
概要
情交関係は2年以上継続していた
夫婦の同居は維持されていた
不貞女性、職場の部下+夫婦修復→50万円
・不貞行為 夫と女性
・請求額 500万円
・認容額 50万円
概要
夫=上司,不貞女性=部下という関係であった
提訴後,夫婦関係は修復した
以上ですね。
事情によって慰謝料の金額は大きく違ってくることがわかりましたね。
不倫の慰謝料の相場
浮気による慰謝料の相場は50~300万円が目安。
発覚した後に夫婦関係がどのように変化したかが重要でこのようになります。
離婚も別居もせず、夫婦関係を継続 50~100万円
浮気が原因となり別居 100~200万円
浮気が原因となり離婚 200~300万円
相場はあくまでも目安であるため、当事者同士の話し合いで妥当な金額を決めるものでもあります。
過去に起こった同様の事例や判例などを基準にして、納得できる金額を請求しましょう。
請求するにはしっかりとした証拠が大事
相手から慰謝料を受け取るためには、浮気の事実を示す証拠が必要です。
証拠として認められるものは、
• ラブホテルに出入りしている写真,動画
• 性行為の写真やそれに近い写真,動画
• 探偵事務所の調査報告書
など肉体関係が確認できるもの当てはまります。
1回きりの不貞行為では証拠とならないケースもあるので、
・ラブホテル、2~3回
・シティホテルや家、4~5回
の出入りが分かる写真や動画があると確実と言われています。
最後にまとめ
相手への慰謝料の請求は過去に起こった同様の事例や判例などを基準にして、納得できる金額を請求しましょう。
事実を認めさせ正当な額を請求するには、不貞の有効な証拠が必要です。
もしもパートナーの浮気の可能性が高い場合
慰謝料を請求したい
別れさせたい
真実が知りたい
離婚の有無に関わらず証拠が欲しい
法的に有効な証拠が欲しい
不貞の証拠や実態を把握して離婚を有利に進めたい
など、さまざまな悩みがあると思います。
探偵に依頼すれば有効な証拠や事実関係を明らかにしてくれるでしょう。