不貞の判例に関する記事
【離婚とお金】慰謝料請求には証拠が重要!
探偵業に従事しています、Rです。
北海道から鹿児島まで全国各地で調査してきました。
わかりやすく解説してますので是非ご覧ください。
今回は慰謝料請求について簡単に説明したいと思います。
慰謝料とは、精神的な苦痛に対する損害賠償金のこと。
離婚の場合は法定離婚原因として認められている
不貞行為やDV行為、精神的苦痛があった場合に請求することが可能となっています。
慰謝料請求には証拠が重要
相手が支払いに応じるのであれば問題はありませんが、拒否してる場合は調停や裁判といった手続きが必要になってきます。
その場合は相手から精神的苦痛を受けていたことを証明できなければなりません。
調停であれば、証拠がなくとも請求自体をすることは可能と言えますが
裁判となれば証拠が必要となってしまうので注意が必要です。
夫婦関係破たん後の不貞行為はどうなる
夫婦関係が破たんした後の不貞行為の場合、裁判上慰謝料は認められないことになっています。
夫婦は婚姻した時から協力して共同生活を送らなければならない義務が課せられることになります。
夫婦関係が回復困難なほど破たんしたとなれば、離婚は双方の協力義務違反によるものと判断されます。
夫婦関係の破たん後に一方が不貞行為に及んだとしても
元の原因は双方の協力義務違反にあるという解釈をされてしまうということです。