不貞の判例に関する記事
【ざっくり】浮気調査の依頼の流れって? 事前にやった方がいいことって?
探偵業に従事しています、Rです。
北海道から鹿児島まで全国各地で調査してきました。
わかりやすく解説してますので是非ご覧ください。
今回はこんな疑問を抱える方にむけて記事を書いています。
・浮気調査を依頼する時の流れって?
・事前にしておいたほうがいいことってある?
浮気調査の依頼を考えている場合どのような流れになるのか気になる方もいると思います。
簡単に解説していきたいと思います。
会社選びで大きく費用が変わる世界なので会社選びは重要です。
選び方やチェックリストも解説しているので参考にしてください。
浮気調査を依頼する場合の流れ
浮気調査を依頼する場合の流れを順に解説してきたいと思います。
それでは見てきましょう。
相談
まずは相談ですね。
調査を依頼する目的や抱えている悩みなどを聞き取りします。
- 浮気調査で何が知りたいのか
- 浮気調査で手に入れたい証拠はどのようなものか
- 浮気調査後どのようにしたいのか
などです。
調査目的によって集めるべき証拠や調査内容も変わってくるため、調査を依頼する目的を明確にしておくといいですね。
疑わしい行動があった日時や行動内容をメモかなにかで伝えると、スムーズに話を進めやすくなるはずです。
相談だけなら無料としている探偵事務所がほとんどなのでまずは相談してみましょう。
見積もり
相談内容を受けて、探偵事務所のほうから調査方法やスケジュール、見積もりなどが提示されます。
納得した形で浮気調査を進めるためにも、他の事務所と相見積もりを行いましょう。
費用面だけでなく、技術やサービスの面も重視することが大切です。
費用の平均は下記の通りです。
平均的な価格は1時間2名15000~20000円前後
1名の1時間あたりの単価は7500円から10000円
そして、探偵社は主に3つの料金システムからなります。
主な3つの料金システム
・ 時間制 1時間あたり2~3万円
・ パック制 20時間で40~50万円
・ 成功報酬型 100〜200万円
契約
見積書の金額に納得して、契約書の内容をき確認をした後に契約を交わします。
不明点や疑問点があるときには、確認をしましょう
- 調査が失敗してしまった時の返金対応
- 成功報酬型なら成功の定義
など
気になったことは必ず確認しておきましょう。
調査前の打ち合わせ
実際に調査に入る前、打ち合わせと確認が行われます。
探偵側から
- 写真
- カバンなどの持ち物
- 車種やナンバー、
- いつも利用している駅や路線
- その他浮気にまつわる判明事項
などを確認されるはずです。
打ち合わせのときまでに準備しておいたほうがいいものは
- 調査対象者の特徴をまとめたメモ
- 調査対象者の写真(顔・全身)
- 本人確認書類
- 印鑑
などですね。
事前情報は多いほうが良いものの、集める場合対象者が警戒しない範囲で行うといいでしょう。
調査開始
浮気調査が開始されると、探偵は2-3人で調査対象者や浮気相手の行動を調べていきます。
調査手段としては、尾行・張り込みなどが主な方法です。
徒歩による尾行だけでなく、車、バイク、自転車、電車・タクシー・などを使って調査していきます。
飲食店や施設などを利用したときには、写真や動画を撮影して調査を行います。
LINEやメールを使ってリアルタイムで動きを報告をしてくれるところもあります。
調査報告
浮気に関する調査が完了すると、報告書としてまとめてくれます。
内容としては、調査対象者の行動履歴や浮気の有無、浮気相手の情報などが記載されているのでチェックしてみましょう。
調査報告書は裁判でも有効な証拠となるので、慰謝料請求や離婚を有利に進めていくために役立ちます。
アフターフォロー
探偵社にもよりますが、必要に応じて
- 依頼者自身で弁護士を探すのが難しい場合弁護士を紹介する
- 報告書の使い方、メンタルサポート
などアフターフォローがあります。
調査が完了して終わりではなく、アフターフォローまでしっかり行ってくれる会社を探すといいですね。
浮気調査を依頼する前にしておいた方が良いこと
浮気調査の費用やクオリティを左右するのは調査前の事前情報の多さであると言っても過言ではないです。
事前情報や有力な情報は探偵事務所にとっては重要な部分で、質の高い調査に繋がります。
主に下記の項目が判明しているといいでしょう。
浮気する日時の傾向、日程
浮気する場所、時間
相手の情報
日程や時間が判明していればピンポイントで依頼できるので、無駄な調査が無くなり費用を抑えられます。
探偵側もやりやすく精度の高い証拠をつかめる可能性があがります。
こちらの記事で詳しくまとめています。
探偵社選びのチェックリスト5つ
こういった点を確認しておきましょう。
項目は下記の通りです。
- 探偵業届出証明書の表記がサイトにあるか
- 具体的な料金の開示がサイトにあるか
- 調査中のリアルタイムでの報告は可能か
- 報告書の内容はしっかりしているか
- 事前に十分な聞き取り、打ち合わせを行ってくれるか
順に解説していきたいと思います。
探偵業届出証明書の表記がサイトにあるか
「探偵業法」という法律があり、探偵業を行う場合は各都道府県の公安委員会への届け出が必要です。
探偵業者は、探偵業届出証明書を営業所の見やすい場所に掲示しなければなりません。
届け出ると、公安委員会より番号が割り振られ、探偵業届出証明書が交付されます。
ホームページやサイトに番号や証明書が記載されているか確認しましょう
具体的な料金の開示がサイトにあるか
サイト内に具体的な金額の掲示があるサイトは具体的な金額がわかるので良心的ですよね。
その会社が適正価格なのかも知れます。
逆に表示がない場合は見積りや相談の段階でしっかりと確認する事をおすすめします。
調査中のリアルタイムでの報告は可能か
調査中に連絡できるかどうかも依頼する側としてはかなり大事なのではないでしょうか。
下記の項で説明しますが苦情にあるような、報告だけで調査していないという可能性も低いと考えられます。
たとえば浮気相手とラブホテルに入室したまま調査時間を過ぎてしまったときに「引き続き調査をお願いします」など、費用面でも様々な対応が可能です。
中には完了報告のみのところもあります。その場合、実際に調査が行われているのかちょっと不安ですよね。そのような会社も実際にあるみたいですね。注意が必要です。
事前にリアルタイムで報告してくれるか確認しておくといいですね。
報告書の内容はしっかりしているか
探偵業において報告書が唯一の商品だと言われています。
報告書の内容が簡易すぎる場合証拠としては使えない可能性があります。
下記の項目が記載されるかを確認しておきましょう。
- 時間は分単位か
- 調査期間中に空白の時間がないか
- 浮気相手と行った場所の名前や住所
- 出会った相手(見た目・服装の詳細)
- 出会った場所
- 相手とどのような行動をしたか
報告書のサンプルの開示など行っている会社も多いので可能であれば見せてもらいましょう
事前に十分な聞き取り、打ち合わせを行ってくれるか
事前に十分な聞き取り、打ち合わせを行ってくれるか、悩んでいることや現状についてしっかり聞いてくれるかも重要です。
具体的な悩みや望む結果がわからないと、適切な調査内容を決められません。
無料相談をした時の対応がどうか検討してみるといいでしょう。
2016年度の探偵業に対する苦情件数は7246件
2016年4月1日〜2017年3月31日までの探偵業に関する苦情件数が国民生活センターで発表になりました。
前年度に比べて約4,000件増の7,246件となっております。
また、2011年と比べると4倍以上となります。
素行調査などを行う探偵業や興信所に関する相談が寄せられています。
・「調査の内容が不十分」など調査の品質についての不満
・「高額な解約料を請求された」など料金をめぐるトラブル
があるようです。
こちらの記事で実際に寄せられた苦情も解説してますのでよかったらご覧ください
最後にまとめ
探偵事務所に依頼をするときには、費用面だけでなく、信頼できるところなのかという点も重要ですね。
依頼者の意向に沿って手助けをしてくれる事務所を選んでみましょう。
そして、こっちの会社の方が安かったのに、、、などならないようにいくつかの探偵事務所に相談をしてみましょう。
もしもパートナーの浮気の可能性が高い場合
慰謝料を請求したい
別れさせたい
真実が知りたい
離婚の有無に関わらず証拠が欲しい
法的に有効な証拠が欲しい
不貞の証拠や実態を把握して離婚を有利に進めたい
など、さまざまな悩みがあると思います。
探偵に依頼すれば有効な証拠や事実関係を明らかにしてくれるでしょう。