【簡単】浮気調査の費用って相手に請求できる?請求可能な額とその条件とは

探偵業に従事しています、Rです。
北海道から鹿児島まで全国各地で調査してきました。
わかりやすく解説してますので是非ご覧ください。

今回はこんな疑問を抱える方にむけて記事を書いています。

・ 浮気調査の費用って相手に請求できる?
・ 弁護士費用や裁判費用も請求できる?

浮気調査の費用は損害賠償として請求することは可能ですが
請求が認められるには条件があります
条件とは一体なんなのか、見ていきましょう。

浮気調査の料金を安くする方法や自分で浮気調査する方法もまとめてますのでよければご覧ください。

費用の請求が認められる条件

請求が認められたパターンと認められないパターンは下記の通りです。

調査費用の請求が認められたパターン


裁判の争点が「不貞があったかどうか」だった場合
パートナーが浮気の事実を否定していた
育児や単身赴任等で、自ら証拠収集ができない
探偵の調査結果が決定打になった

調査必要の請求が認められないパターン

裁判の争点が「不貞があったかどうか」ではない場合
配偶者がすでに浮気を認めている場合
すでに証拠があるにもかかわらず、追加で調査を行った場合

裁判の争点が「不貞の有無」ではなかった場合には、浮気調査は裁判に関係がないとして請求が認められません。

「婚姻関係が破綻していたかどうか」が裁判の争点になっているようなときです。

配偶者がすでに不貞を認めている場合や、何かしらの証拠が出ているような場合には、請求は棄却される傾向にあるとのこと。

裁判の争点が「不貞があったかどうか」であり、調査によって不貞が立証された場合に限り、請求は認められるということ。

浮気調査の費用はどれくらい請求できるのか

探偵による浮気調査の必要性が認められて損害賠償が認められても、調査費用のすべてを支払ってもらえるのかといえばそうではありません。
請求で認められる額は、裁判所が「常識的な範囲内」もしくは「相当な範囲内」と認めた額についてのみというケースが大半。

明確な基準額はないのですが、一般的には10万円~30万円ほどの額で認められることが多い。

なので、調査費用が30万円以内で安く済んだ場合には全額請求できることもあれば、調査費用が100万円以上かかったにもかかわらず2-3割ほどしか賠償されなかった、ということもあります。

調査費用を回収できるのは一部のみと考えておいた方がいいでしょう。

弁護士費用や裁判費用も請求できるのか

離婚や慰謝料請求の裁判をする際には、弁護士に依頼する方が大半だと思います。

この場合の弁護士費用は、浮気の当事者に請求することができるのでしょうか?

請求は可能、しかし全額を請求できるわけではない

弁護士費用の場合は、判決で認められた慰謝料の約1割程度とされることが多いとのこと。

弁護士費用の他に、裁判には「裁判費用」もかかります。

裁判費用とは、訴訟などを起こす際に必要となる手数料のことです。

裁判に勝訴した場合は全額相手の負担になるのが一般的です。

ただし、一部勝訴や和解になった場合などは
一部しか負担してもらえなかったり、自己負担になることもあります。

浮気調査の平均費用

浮気調査の平均費用も確認しておきましょう。

事務所ごとには違いはあれど、おおよその相場は

・浮気の事実確認がしたい調査:約10~30万円

・法的に有効な証拠を押さえるための調査:約30~100万円程度

おおまかに
・20時間で40~50万円
・30時間で60~70万円
・40時間で80~90万円

程度が相場。

浮気調査の平均的な価格は1時間2名15000~20000円前後
【1名の1時間あたりの単価は7500円から10000円

これよりも安い価格の会社がありますが費用の大体は人件費なので、それほど違いはないと考えていいと思います。

浮気調査の料金を安くする方法

探偵に依頼する場合費用はできるだけ抑えたいものですよね。

ではどうしたら費用を抑えられるのでしょうか?

自分である程度調査し時間制でピンポイントで依頼する

浮気調査の費用を抑えるには、自分では調査ができない部分だけを探偵事務所に依頼する形が適しています。

パートナーしか調べられないことも多いので
極力自分で調べられる所は自分で調べるのが費用を抑えるポイントです。

主に下記のような項目が判明していれば
あとは時間制で依頼できる探偵社に頼むと安く抑えることが可能です。

 浮気する日時の傾向、日程
 浮気する場所、時間
 相手の情報

日程や時間が判明していればピンポイントで依頼できるので、無駄な調査が無くなり費用を抑えられます。

探偵側もやりやすく精度の高い証拠をつかめる可能性があがります。

具体的な方法はこちらの記事で詳しくまとめています。

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自分で浮気調査する方法

クレジットカードの利用履歴やカーナビの履歴、交通系ICカードの履歴を確認することで
移動日時や場所の特定ができます。

さらに、車にGPS発信機を取り付けると現在位置や位置履歴で行った場所を知ることもできます。

主な方法は下記のとおりです

  • 財布の中身を確認する
    【使用するもの】無し
  • カードの利用明細をチェックする
    【使用するもの】パソコン
  • 交通系ICカードの履歴の確認
    【使用するもの】パソコン、スマホ
  • 車の走行履歴、車内の様子を確認する、車にGPSを取り付ける
    【使用するもの】ナビの走行履歴・小型カメラ・GPS発信機
  • スマホをチェックする
    【使用するもの】スマホ
  • ボイスレコーダーを設置し録音する
    【使用するもの】ボイスレコーダー
  • 自宅にカメラを設置し撮影する
    【使用するもの】カメラ、小型カメラ
  • 尾行し撮影する
    【使用するもの】スマホ、カメラ、GPS、車

GPS発信機を使った自分での浮気調査方法や
その他、自分で調査する方法を解説してる記事がありますので
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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自分での調査する場合バレるリスクがありますのでリスクも考えてから行動に移すようにしましょう。

最後にまとめ

浮気調査費用として請求で認められる額は一般的には10万円~30万円ほどなので
調査に費用をかけすぎると損害賠償額よりも探偵社に依頼した金額のほうが高くなり注意が必要ですね。

もしもパートナーの浮気の可能性が高い場合

慰謝料を請求したい
別れさせたい
真実が知りたい
離婚の有無に関わらず証拠が欲しい
法的に有効な証拠が欲しい
不貞の証拠や実態を把握して離婚を有利に進めたい

など、さまざまな悩みがあると思います。

探偵に依頼すれば有効な証拠や事実関係を明らかにしてくれるでしょう。

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