不貞の判例に関する記事
不貞の慰謝料を請求する際の注意点ってある?

不貞の慰謝料を請求する際の注意点ってある?
慰謝料請求する際に注意するポイントは主に3つです。
相手の住所もしくは連絡先を判明させる
当たり前の話ですが、相手が誰なのか不明では慰謝料請求することが出来ません
特定できない場合、弁護士や探偵などに調査してもらうとよいでしょう。
弁護士は、弁護士会照会といって、弁護士会を通じて、官公庁や企業、事業所などに、相手の連絡先など、事実を問い合わせる制度を利用することができます。
これらの手段を通じて、浮気相手を突き止めることができる場合もあります。
パートナーから慰謝料をすでに受け取っている場合【二重に請求できない】
浮気に対する精神的苦痛でパートナーからすでに全額の慰謝料を受け取っているような場合は、浮気相手に二重で請求することはできませんので注意が必要です。
慰謝料請求には時効がある
慰謝料請求の時効が成立してしまうと、慰謝料の請求が行えないというもの。
時効は浮気の事実を知ってから原則3年で
浮気を把握していなかったり浮気相手を認識していなかったりする場合には20年となります。

調停の取り下げは可能か?
調停の申立人(申し立てをした側)は、いつでも調停の取り下げをすることが可能となっています。
GPSの位置情報は証拠になるの?
GPSの位置情報、履歴そのものは「浮気(法律用語では不貞行為)の証拠」にはなりません。
同性愛者の場合、婚姻を継続し難い重大な事由に該当する?
法律では同性同士の性行為を不貞行為としてはいません。なので不貞行為には該当しません。しかし、過去の判例では同性愛者という...
浮気相手のみに慰謝料請求できるの?
結論から言うと可能です。不貞行為の慰謝料は、配偶者と不貞の相手方が連帯して支払義務を負うものです。2人は、それぞれが全額の支...