不貞の判例に関する記事
【夫の不貞】大学の同期生との不貞、慰謝料請求額は300万、認定額は0円

裁判所 | 東京地裁 |
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判決日 | H27.1.28 |
原告 以後Xと表記 |
妻【42歳、X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
夫【45歳、A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
女【被告、46歳、Y、既婚者】 |
夫婦の婚姻期間 | H6.3.28、約19年 |
夫婦の子の有無 | なし |
不貞当事者間に子供がいたか | |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為
不貞開始時期及び期間
不法行為不成立
不貞行為当時の夫婦関係
交際の経緯、積極性等
大学の同期生。
2人で会食をしたり恋愛感情を表現するようなメールを送ったりした。
この事案における特殊性等
A【夫】からY【女】に対する電子メールの内容には、
肉体関係を持ちたい旨の願望や子を成すことを提案する旨、
性交が予定されているかの如き記載はあるが、実際に関係を持った証拠はなく、
A【夫】の一方的な願望を記載したものに過ぎないと解する余地もあり直ちに不貞行為を推認させるものとはいえない。
その後夫婦の婚姻関係
H22.6.23別居
H24より離婚訴訟
判決
慰謝料の請求額330万→判決による認定額0万

浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
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この事案における特殊性等A【夫】が、Y【女】に対し、X【妻】との婚姻関係が破綻していると説明したとしても、それだけではY【女】の過失は否定されない