【夫の不貞】夫が不貞相手に暴力を振るい有罪判決、慰謝料請求額は440万円、認定額は77万円

裁判所 東京地裁
判決日 H28.2.18
原告
以後Xと表記
妻【X】
不貞当事者【有責配偶者】
以後Aと表記
夫【A】
不貞当事者【被告】
以後Yと表記
女【被告、Y】
夫婦の婚姻期間 H22.7.7、約4年5か月
夫婦の子の有無 長男
次男
不貞当事者間に子供がいたか
被告から原告に対する謝罪の有無等

どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為

不貞開始時期及び期間
H26.3末頃~H27.2末頃、約1年

不貞行為当時の夫婦関係
X【妻】は本件不貞行為を知らなかった

交際の経緯、積極性等
H26.3初旬A【夫】Y【女】は知り合い、同月末頃交際を開始した。Y【女】はA【夫】が既婚者であることを認識していした。
H26.6頃、Y【女】がA【夫】に対して、離婚しないのであれば別れたいと伝えたところ、A【夫】に暴力を振るわれるようになり、別れられなかった。

この事案における特殊性等
A【夫】はY【女】に対して傷害及び住居侵人の罪を犯し、それが原因で本件不貞行為は終了した。この件でA【夫】は、H27.7.8有罪判決を受けた。X【妻】はA【夫】に損害賠償を請求するつもりがないことが認められる。

その後夫婦の婚姻関係
H26.12.24離婚

判決
慰謝料の請求額440万円→判決による認定額77万円【慰謝料70万円、弁護士費用7万円】

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交際の経緯、積極性等,性交渉したことを認めるに足る証拠はない。