【夫の不貞】二次会パーティで出会い、慰謝料請求額は330万円、認定額は0円

裁判所 東京地裁
判決日 H28.2.17
原告
以後Xと表記
妻【X】
不貞当事者【有責配偶者】
以後Aと表記
夫【A】
不貞当事者【被告】
以後Yと表記
女【被告、Y】
夫婦の婚姻期間 H23.12.24、約3年
夫婦の子の有無
不貞当事者間に子供がいたか H24.6中絶
被告から原告に対する謝罪の有無等

どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為

不貞開始時期及び期間
不貞行為不成立

不貞行為当時の夫婦関係

交際の経緯、積極性等
H24.2.26X【妻】A【夫】が知人を集めて開いたパーティーの二次会で知り合った。
A【夫】Y【女】はH24.3.7から連絡を取り合うようになり、月末頃から肉体関係を持つようになった。H25.1頃まで、多い時には週に1回、少ない時には2~3週間に1回程度会っていた。Y【女】はH25.8にA【夫】が既婚者であることを知った。

この事案における特殊性等
Y【女】は、交際中には、A【夫】と共に大勢の男女が集まる飲み会に度々参加していたほか、A【夫】がかつてホストであったことも知っており、A【夫】の生活が落ち着いたものではないと認識していたと認められることYから、A【夫】が既婚者であると知らずにAと肉体関係を持っていたと説明されたX【妻】が、それを信用してA【夫】を非難していること等から、Y【女】に過失があったとまでは認め難いとされた。

その後夫婦の婚姻関係
婚姻関係継続

判決
慰謝料の請求額330万円→判決による認定額0円

浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。

【妻の不貞】職場の上司、不貞期間は1か月、慰謝料請求額は600万、認定額は300万

交際の経緯、積極性等、Y【男】はA【妻】の上司。2人で飲酒をした際にY【男】が主導的にA【妻】と不適切な関係を持った上、それを材料...

【夫の不貞】共通の知人の紹介で不貞期間は7か月、慰謝料請求額は550万円、認定額は165万円

交際の経緯、積極性等、A【夫】Y【女】は同じ会社に勤務していた。A【夫】が積極的に不特定の不貞相手を募集し...

【夫の不貞】銀座のクラブで出会い不貞期間は2年7か月、慰謝料請求額は200万円、認定額は120万円

交際の経緯、積極性等、H23.5頃、Y【女】が勤務していた銀座のクラブにA【夫】が来店し知り合った。Y【女】はA【夫】に配偶者がいるこ...

【妻の不貞】1回だけ性交渉を持った。既婚者であることを知ったのは性交渉を持った後、慰謝料請求額は330万円、認定額は0円

交際の経緯、積極性等,A【妻】Y【男】はH24.6終わりから7初旬頃に飲食店で一緒に呑んだことで知り合った。

婚姻前に内縁関係が成立していたと主張するが認められず、慰謝料請求額は220万円、認定額は0円

交際の経緯、積極性等,性交渉したことを認めるに足る証拠はない。