不貞の判例に関する記事
【夫の不貞】ブログで知り合い不貞期間は1年10ヵ月、慰謝料請求額は330万円、認定額は165万円
| 裁判所 | 東京地裁 |
|---|---|
| 判決日 | H27.3.25 |
| 原告 以後Xと表記 |
妻【41歳、X】 |
| 不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
夫【25歳、A】 |
| 不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
女【被告、41歳、既婚者、Y】 |
| 夫婦の婚姻期間 | H25.2.14、約1年10ヵ月 |
| 夫婦の子の有無 | |
| 不貞当事者間に子供がいたか | |
| 被告から原告に対する謝罪の有無等 | H25.9.11、Y【女】は不貞行為を認めて謝罪し、A【夫】とは二度と会わない旨記載したメモを渡した。 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為
不貞行為当時の夫婦関係
破綻していない。
不貞開始時期及び期間
H25.2.14~、約1年10ヵ月
交際の経緯、積極性等
X【妻】A【夫】が交際中のH24.7頃、A【夫】がY【女】のブログにコメントを書き込んだことで知り合い、9月頃には肉体関係を持った。
Y【女】はA【夫】が婚姻した後も、そのことを知りながら関係を続けた。
この事案における特殊性等
Y【女】はインターネット上のブログやツイッターで、
「パラサイトなあたしを訴えたところでお金なんか取れるわけないのに、あのオンナバカか!」などと記載していた。
その後夫婦の婚姻関係
H26.12.26離婚
判決
慰謝料の請求額330万円→判決による認定額165万円【慰謝料150万円、弁護士費用15万円】

浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
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交渉を有利に進めましょう。
【夫の不貞】不貞発覚後も関係を継続、期間は約22年、慰謝料請求額は1100万円、認定額は440万円
交際の経緯、積極性等、H5に不貞関係がX【妻】に露見した後も、A【夫】Y【女】はX【妻】を欺く態様で不貞関係を継続した。
【夫の不貞】入院した際に自身が妻と称し介護していた、不貞期間は9年、慰謝料請求額は1000万円、認定額は250万円
交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】は、遅くともH18頃には知り合い、しばしば夜を共にしていた。H23以降AYは共に旅行し、同じ部屋に宿泊していた。
時効により不法行為不成立、慰謝料請求額は140万円、認定額は0円
交際の経緯、積極性等、H23.1.19、自家用車内で会い、性行為又は類似行為をした。
【夫の不貞】不貞相手との間に子あり、期間は9年半、慰謝料請求額は500万円、認定額は300万円
交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】はH15.3頃に知り合い、間もなく性交渉を含む交際を開始したが、同年9月頃にX【妻】に発覚し交際を一旦解消した。
