【夫の不貞】飲食店で出会い不貞期間は10年、慰謝料請求額は1100万円、認定額は300万円

裁判所 東京地裁
判決日 H27.2.27
原告
以後Xと表記
妻【48歳、X】
不貞当事者【有責配偶者】
以後Aと表記
夫【50歳、A】
不貞当事者【被告】
以後Yと表記
女【被告、Y】
夫婦の婚姻期間 H2.10.16、約23年8か月
夫婦の子の有無 子【19歳】
子【15歳】
不貞当事者間に子供がいたか 子【9歳】
被告から原告に対する謝罪の有無等

どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為

不貞行為当時の夫婦関係
普通の夫婦であった。

不貞開始時期及び期間
H16頃~H26.4、約10年

交際の経緯、積極性等
A【夫】Y【女】はY【女】の勤めていた飲食店で知り合い、A【夫】が交際を申し込んだ。
Y【女】はA【夫】に妻子がいることを知っていた。
Y【女】はA【夫】と週2回という頻度で関係を続けた。

この事案における特殊性等
Y【女】は、H21頃にはA【夫】経営の歯科医院に勤務して給料を得て、
その他養育費及び生活費の援助として少なくとも月額20万円以上の金銭交付を受けた。

その後夫婦の婚姻関係
H26.12離婚調停

判決
慰謝料の請求額1100万円→判決による認定額300万円【慰謝料270万円、弁護士費用30万円】

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交際の経緯、積極性等,性交渉したことを認めるに足る証拠はない。

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交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】は、H21.5頃交際を開始し、H25.8.9以降は同棲している。