【夫の不貞】不貞発覚後も関係を継続、期間は約22年、慰謝料請求額は1100万円、認定額は440万円

裁判所 東京地裁
判決日 H27.7.8
原告
以後Xと表記
妻【51歳、X】
不貞当事者【有責配偶者】
以後Aと表記
夫【57歳、A】
不貞当事者【被告】
以後Yと表記
女【被告、Y】
夫婦の婚姻期間 H元.4.17、約24年
夫婦の子の有無 子【22歳、X2】
不貞当事者間に子供がいたか
被告から原告に対する謝罪の有無等

どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為

不貞開始時期及び期間
H3.7~H24、約22年

不貞行為当時の夫婦関係

交際の経緯、積極性等
H5に不貞関係がX【妻】に露見した後も、A【夫】Y【女】はX【妻】を欺く態様で不貞関係を継続した。

この事案における特殊性等
婚姻上の義務を観念することができない配偶者以外の者との関係では、不貞行為は、不貞行為者が害意をもって損害を生じさせるなど特段の事情のない限り、不法行為を構成しないとしてX2【子】の請求は認められなかった。

その後夫婦の婚姻関係
婚姻関係を継続

判決
慰謝料の請求額X【妻】、X2【子】に対して1100万円【連帯債務】→判決による認定額X【妻】に対して440万円【連帯債務】

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交際の経緯、積極性等,性交渉したことを認めるに足る証拠はない。

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交際の経緯、積極性等,H15.6下旬から交際を開始し、殆んど毎日会っていた。H17.3.4はすれ違いのあるメールが送信されている。