不貞の判例に関する記事
【妻の不貞】整骨院の経営者と従業員、不貞期間は2か月、慰謝料請求額は550万円、認定額は135万円

裁判所 | 東京地裁 |
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判決日 | H27.7.2 |
原告 以後Xと表記 |
夫【46歳、X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
妻【45歳、A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
男【被告、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H7.4.25、約20年 |
夫婦の子の有無 |
長女【18歳】 長男【15歳】 次女【11歳】 |
不貞当事者間に子供がいたか | |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H25.12.27、約2か月
不貞行為当時の夫婦関係
破綻はしていない。
交際の経緯、積極性等
A【妻】は、H25.3頃からY【男】が経営する整骨院に勤務した。
この事案における特殊性等
X【夫】A【妻】間には、婚姻当初から
①性的関係
②A【妻】の両親との関係
③X【夫】がA【妻】と子供の学校の父兄などとの浮気を疑う
④H26.6.X【夫】が、A【妻】Y【男】の浮気を疑い、Aが一旦退職させられる事態を生じるなどの事実が認められ、
これらがXAの婚姻関係破綻の大きな理由の一つと認められる。
その後夫婦の婚姻関係
H26.4.23別居、離婚調停中【離婚自体は同意】
判決
慰謝料の請求額550万円【連帯債務】→判決による認定額135万円【慰謝料請求額は120万円、弁護士費用15万円、連帯債務】

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