不貞の判例に関する記事
【夫の不貞】学会出席後のホテルにおいて不貞行為に及ぶ、慰謝料請求額は1100万円、認定額は99万円

裁判所 | 東京地裁 |
---|---|
判決日 | H28.2.25 |
原告 以後Xと表記 |
妻【X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
夫【A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
女【被告、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H12.9.24、約14年 |
夫婦の子の有無 |
長女【13歳】 長男【11歳】 次男【6歳】 |
不貞当事者間に子供がいたか | 妊娠 |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H26.6.14~、約1年
不貞行為当時の夫婦関係
相当程度悪化はしていたが、破綻はしていない。
交際の経緯、積極性等
Y【女】の勤務先にA【夫】が就職してきたことで知り合った。Y【女】はA【夫】が既婚者であることを知っていた。
H26.11.14、学会出席後のホテルにおいて不貞行為に及んだ。H26.8上旬Y【女】が妊娠1ヶ月であると診断を受ける。
H26.8末頃からAYは同居している。
この事案における特殊性等
その後夫婦の婚姻関係
H26.7.22協議離婚の届出
H26.8末頃、別居
H27.4.8協議離婚無効の判決
H27.9.25判決確定
H27.11離婚調停の申し立て
判決
慰謝料の請求額1100万円→判決による認定額99万円【慰謝料90万円、弁護士費用9万円】

浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。

【妻の不貞】不貞関係を裏付ける客観的証拠が一切提出されていないため不成立、慰謝料請求額は400万円、認定額は0円
交際の経緯、積極性等,A【妻】は、H22.9頃、Y【男】の勤務している老人ホームに入社し、Y【男】と出会った。
【妻の不貞】外国人交流パーティで出会う、不貞行為は1回、慰謝料請求額は330万円、認定額は110万円
交際の経緯、積極性等,A【男】Y【妻】は、H25.12.外国|人との交流を謳ったパーティーで知り合った。
【内縁の夫の不貞】自治会活動を通じて知り合い不貞期間は1か月、慰謝料請求額は1100万円、認定額は200万円
交際の経緯、積極性等、A【夫】Y【女】は同じ学校に通っており、同学校の自治会活動を通じて知り合った。H24.5中旬頃、Y【女】は...
【夫の不貞】妻を介して知り合い不貞期間は数か月、慰謝料請求額は300万円、認定額は80万円
交際の経緯、積極性等、Y【女】はX【妻】が飲食する寿司店で働いており、H25夏頃X【妻】を介してA【夫】と知り合った。H25.12、A【夫】がY【女】に、離婚...