不貞の判例に関する記事
【夫の不貞】勤務先の同僚の不貞、不貞相手との間に子あり、慰謝料請求額は1100万円、認定額は330万円
裁判所 | 東京地裁 |
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判決日 | H28.4.21 |
原告 以後Xと表記 |
妻【X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
夫【A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
女【被告、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H16.7.13、約8年 |
夫婦の子の有無 |
長男【12歳】 次男【8歳】 |
不貞当事者間に子供がいたか | 長男【3歳】 |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H20.8~、約4年
不貞行為当時の夫婦関係
平穏だった。
交際の経緯、積極性等
A【夫】Y【女】は勤務先の同僚であった。
H20.8頃から、A【夫】がX【妻】と離婚することを前提にして肉体関係を伴う交際を開始した。
H24.6、Y【女】がA【夫】の子を妊娠したことをきっかけとして、AYは同居を始め、現在まで継続している。
この事案における特殊性等
X【妻】には婚姻関係の破綻につき何ら帰責性がない一方、A【夫】は自己が有責配偶者であるにもかかわらず一方的かつ執拗にX【妻】との離婚を求めたこと等、A【夫】らの不貞行為は非常に悪質であったと認定された。
その後夫婦の婚姻関係
H24.6別居
H28.3.1調停離婚
判決
慰謝料の請求額、連帯して1100万円→判決による認定額、連帯して330万円
浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。