不貞の判例に関する記事
GPSの位置情報は証拠になるの?

GPSの位置情報は証拠になるの?
GPSの位置情報、履歴そのものは「浮気(法律用語では不貞行為)の証拠」にはなりません。
不貞行為の証拠とは
配偶者以外の異性と性的関係を持ったことがわかるかそうであると思われる状況が認められるもの
を指します。
例として、以下のようなものが証拠になります。
- 二人でラブホテルに入る、またはホテルから出てくる写真
- 配偶者が相手の自宅に出入りしている、またはその逆の写真
- 二人で裸になっている自撮り写真
- 配偶者があなたに不貞事実を認めるような発言をした音声
memo
つまりGPS機器の記録そのものは不貞行為の証拠にならないことがわかります。
証拠能力を持たせるためには、実際に現場まで行って写真や動画を撮影する必要があるということですね。

精液検出液って浮気調査に使える?
精液検出液とはもともと性犯罪の調査に使われていたもので男性の精液に反応するものです。有名なものは「浮気検査薬チェックメイト」という...
部屋やマンションの出入りは証拠になる?
相手の家に出入りしている写真を手に入れただけでは、浮気の証拠としては弱いです。大切なのは複数回の出入りです。4-5回の出入りの...
音声って証拠になるの?
ボイスレコーダーの音声だけしかない場合は、浮気の証拠としては認められにくい傾向があります。
浮気調査の成功の定義とは?
浮気調査の成功の定義とは基本的に下記の通りです。不貞の証拠の撮影、浮気の相手の住所、名前、勤務先の判明。