婚姻を継続し難い重大な事由とは?

婚姻を継続し難い重大な事由とは?

離婚を提起できる事由として婚姻を継続し難い重大な事由というものがあります。

裁判で婚姻を継続し難い重大な事由について明確な判断基準はありません

夫婦それぞれの事情を考慮し裁判官が最終的な判断をすることになっています。

主な該当例は下記の通りです。

それ自体が重大な事由といえるかのみならず
他の事情(金銭管理での面や生活態度、暴言など)も考慮したうえで、離婚が認められるかを判断するのが原則。

  • 性格の不一致
  • ドメスティックバイオレンスやモラルハラスメントなど
  • 相手の親族からの虐待やいやがらせを知っているのに放置したなど
  • 性の不一致、セックスレス
  • アルコール中毒・薬物依存
  • 犯罪による服役
  • 過剰な宗教活動
  • ギャンブルや浪費癖

証明する証拠が重要

裁判にて主張をするにはその事由を証明する証拠が必要です。

裁判ではできるだけ具体的な証拠があると有利になるでしょう。

性格の不一致で離婚する場合などは
子供に対してパートナーの悪口を言っていた場合、その悪口を言っている録音テープなどが物的証拠になるでしょう。

そのような事柄を記録した日記なども有効です。

その他DVの場合などは暴力を受けた医師の診断書など
浪費癖の場合、借金がわかる証拠など
例で挙げた具体例を証明できることがポイントです。

memo

どんな小さな証拠でも残しておくようにしましょう。

あい探偵ってどんな会社?

1時間2500円という破格で思わず問い合わせした方も多いかもしれません。しかし位置情報の調査のみなので注意が必要です。成功報酬で300万...

調停の申し立てっていくらくらいかかる?

申し立ての費用はそこまでかかりません。個人差はありますがおおよそ数千円ほど。4000円程度です。

W不倫の場合、慰謝料はどうなる?

W不倫の方が慎重な対応が必要です。不倫相手も既婚者だった場合、その配偶者も同じように慰謝料を請求してくる可能性があるからです。

面会交流を決めていたのに守られかった場合は?

面会交流の取り決めが夫婦間の協議によって行われていて約束が守られなかった場合家庭裁判所に面会交流の調停を申し立てをおこないます。

無断で離婚届けを出すとどうなる?

離婚届けを偽造したのであれば、文書偽造罪として刑事罰に問われる可能性があります。事前に双方がそれぞれ署名捺印をしていたと...