不貞の判例に関する記事
【妻の不貞】バンドで出会い不貞期間は半年、慰謝料請求額は440万円、認定額は352万円
裁判所 | 岐阜地裁 |
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判決日 | H26.1.30 |
原告 以後Xと表記 |
夫【X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
妻【A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
男【被告、既婚者、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H16.4.8、約8年 |
夫婦の子の有無 |
長男【8歳】 次男【5歳】 |
不貞当事者間に子供がいたか | |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
H24.7.14、土下座して謝罪したが、不貞開始日をH24.3と偽った。 また8.14の送付の回答でも不貞期間は3か月であると偽った。 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H24.1.10~6末、約半年、性交渉は約20回程度
不貞行為当時の夫婦関係
口論をしたり性交渉が少なくなっていたが
具体的に離婚の話はなく、子供の世話など手分けして生活しており
破綻もしくは破綻寸前とは言えない。
交際の経緯、積極性等
H23.8、アマチュアバンドに所属し、知り合う。
お互いに既婚者と知っていた。
お互いに恋愛感情をもって交際し、
一方が別れを切り出しても一方が引き止め、関係が続いた。
この事案における特殊性等
Y【男】が不貞期間について虚偽の事実を述べたのは
自身の責任を矮小化するためのものであり
これによりX【夫】の精神的苦痛は増大したと認められる。
その後夫婦の婚姻関係
H24.2.3、別居
H24.7.22、協議離婚
判決
慰謝料の請求額440万→判決による認定額352万【うち弁護士費用32万円】
浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。