不貞の判例に関する記事
【妻の不貞】同僚との食事がきっかけ、慰謝料請求額は330万円、認定額は0円
| 裁判所 | 東京地裁 |
|---|---|
| 判決日 | H27.4.16 |
| 原告 以後Xと表記 |
夫【X】 |
| 不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
妻【被告補助参加人、A】 |
| 不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
男【被告、Y】 |
| 夫婦の婚姻期間 | H18.1.5、約6年8か月 |
| 夫婦の子の有無 | |
| 不貞当事者間に子供がいたか | |
| 被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為
不貞行為当時の夫婦関係
修復不可能な程度までに破綻した状態か、これに近い状態にあった。
不貞開始時期及び期間
H22.7
交際の経緯、積極性等
A【妻】Y【男】は同僚との食事をきっかけにして交流を持つようになり、
H24.7、A【妻】は本件婚姻関係からの現実逃避の手段としてY【男】と関係を持った。
この事案における特殊性等
X【夫】A【妻】は離婚に際し、慰謝料としてA【妻】がX【夫】に対して月2万円を5年間支払うことを合意し、
A【妻】はH25.1~26.10及び12月2万円を支払っている。
仮にA【妻】Y【男】の行為が不法行為を構成するとしても、A【妻】の支払によりX【夫】の損害は回復された。
その後夫婦の婚姻関係
H24.9.3離婚
判決
慰謝料の請求額330万円→判決による認定額0万円
浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。
【夫の不貞】カラオケ教室の生徒との不貞、慰謝料請求額は220万円、認定額は0円
交際の経緯、積極性等、A【夫】がスナック経営をする傍ら開いていたカラオケ教室にY【女】が通い、A【夫】の指導を受けていた。
【妻の不貞】不貞期間は1年半、慰謝料請求額は440万円、認定額は160万円
交際の経緯、積極性等,A【妻】Y【男】はH12頃に知り合った。H25.1頃には性的関係を持った。H26.5頃、A【妻】が精神的に不安定になり、不貞関係は...
【妻の不貞】フィリピンパブの客と従業員、慰謝料請求額は1100万円、認定額は110万円
交際の経緯、積極性等,A【妻】Y【男】は、H22にA【妻】が働いているフィリピンパブで出会った。
【妻の不貞】不貞期間は1年、その他多数男性と関係を持つ、慰謝料請求額は330万円、認定額は88万円
この事案における特殊性等X【夫】はうつ病と診断され、経営していた会社を休業せざるを得なくなったが、その精神的苦痛はA【妻】の...
