【妻の不貞】職場の上司、不貞期間は1か月、慰謝料請求額は600万、認定額は300万

裁判所 東京地裁
判決日 H27.1.30
原告
以後Xと表記
夫【X】
不貞当事者【有責配偶者】
以後Aと表記
妻【A】
不貞当事者【被告】
以後Yと表記
男【被告、Y】
夫婦の婚姻期間 H16.6.6、約9年
夫婦の子の有無 長男【9歳】
長女【3歳】
不貞当事者間に子供がいたか
被告から原告に対する謝罪の有無等

どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為

不貞開始時期及び期間
H24.11.22~、約1か月

不貞行為当時の夫婦関係
幸せな家庭生活を送っていた

交際の経緯、積極性等
Y【男】はA【妻】の上司。
2人で飲酒をした際にY【男】が主導的にA【妻】と不適切な関係を持った上、
それを材料にA【妻】に対して暗に離婚を求めるなどした。

この事案における特殊性等
X【夫】が仕事を辞めざるを得なくなった原因の一つに本件不貞行為があったこと、
探偵事務所に対する調査費用、
Y【男】の対応がX【夫】に誠意が伝わるようなものではなかったことが掛酌された。
A【妻】がX【夫】に支払った解決金550万円は、
夫婦の実質的な共有財産の清算などであり、
X【夫】のY【男】に対する本件損害賠償請求権との関係は認められなかった。

その後夫婦の婚姻関係
H24.12.28別居
H25.10.1協議離婚

判決
慰謝料の請求額600万→判決による認定額300万

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【夫の不貞】不貞相手との間に子あり、慰謝料請求額は300万円、認定額は200万円

この事案における特殊性等,A【夫】は、不貞行為と離婚との間に相当因果関係なしとして争ったが認められなかった。

【夫の不貞】職場で出会い不貞の期間は4年半、慰謝料請求額500万、判決による認定額100万

交際の経緯、積極性等、職場にて出会う。H16.10.10、職場のOB会にて再会。性交は認められないが性的行為を行っていた。

【夫の不貞】不貞相手との間に子あり、慰謝料請求額は500万円、認定額は0円

交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】はH25.11.22に婚姻した。

【夫の不貞】双方に配偶者あり、損害賠償請求をし合わないことを決めた

不貞行為当時の夫婦関係、婚姻したばかりであった。

【妻の不貞】不貞期間は1年半、慰謝料請求額は440万円、認定額は160万円

交際の経緯、積極性等,A【妻】Y【男】はH12頃に知り合った。H25.1頃には性的関係を持った。H26.5頃、A【妻】が精神的に不安定になり、不貞関係は...