不貞の判例に関する記事
【妻の不貞】仕事関係で出会い不貞期間は7年、慰謝料請求額は2000万、認定額は180万

裁判所 | 東京地裁 |
---|---|
判決日 | H26.11.4 |
原告 | 夫【64歳、原告】 |
不貞当事者【配偶者】 | 妻 |
不貞当事者【被告】 | 男【被告】 |
夫婦の婚姻期間 | 約34年 |
夫婦の子の有無 |
長男【34歳、原告2】 長女【32歳、原告3】 次男【29歳、原告4】 三男【19歳、原告5】 |
不貞当事者間に子供がいたか | なし |
被告から原告に対する謝罪の有無等 | H17.9、男【被告】は夫【原告】に謝罪するとともにもう二度と会わないという誓約書を書いた。しかしその後も関係を継続した。 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H17夏頃~、約7年
不貞行為当時の夫婦関係
妻【有責配偶者】が婚姻関係を破綻させる意思を有していたとは認められない
交際の経緯、積極性等
妻【有責配偶者】の会社が男【被告】の勤務会社に建設工事を依頼し、そこで出会う。
男【被告】は妻【有責配偶者】に夫と子らがいることを認識していた。
この事案における特殊性等
子らの請求については、原告2-4は既に成人しているため法的保護に値する権利又は法律上保護される利益が侵害されたものとは認めることができない。
原告5は未成年であるが、当時妻【有責配偶者】において原告5を監護できる関係にあり
また男【被告】においても害意があった等の特段の事情を認めるに足りる証拠はない。
その後夫婦の婚姻関係
H24.9.4.離婚
判決
慰謝料の請求額、原告1に対して2000万、原告2-5に対して各300万→判決による認定額、原告1に対して180万、原告2-5に対して0円

浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。

【夫の不貞】経営する会社に入社し知り合う、不貞期間は約1年、慰謝料請求額は550万円、認定額は160万円
交際の経緯、積極性等、Y【女】がA【夫】の経営会社に入社し、知り合う。H20.6頃には会うことが少なくなり、Y【女】は、出産後は...
【夫の不貞】妻を介して知り合い不貞期間は数か月、慰謝料請求額は300万円、認定額は80万円
交際の経緯、積極性等、Y【女】はX【妻】が飲食する寿司店で働いており、H25夏頃X【妻】を介してA【夫】と知り合った。H25.12、A【夫】がY【女】に、離婚...
【夫の不貞】ミクシィで出会い不貞期間は1年1か月、慰謝料請求額は330万円、認定額は165万円
交際の経緯、積極性等、H24夏頃、ミクシィを通じて知り合い、9月頃に実際に会うようになった。A【夫】Y【女】は当初から互いに配偶者...
【妻の不貞】勤務先で知り合い不貞期間は1か月、慰謝料請求額は660万円、認定額は165万円
交際の経緯、積極性等,A【妻】Y【男】はH26.3、勤務先で知り合った。通勤の関係上、インターネットカフェに寝泊まりすることもあったA【妻】に...