【妻の不貞】勤務先で知り合い不貞期間は1か月、慰謝料請求額は660万円、認定額は165万円

裁判所 東京地裁
判決日 H28.2.9
原告
以後Xと表記
夫【X】
不貞当事者【有責配偶者】
以後Aと表記
妻【A】
不貞当事者【被告】
以後Yと表記
男【被告、Y】
夫婦の婚姻期間 S58.8.8、約31年
夫婦の子の有無 子4人
不貞当事者間に子供がいたか
被告から原告に対する謝罪の有無等

どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為

不貞開始時期及び期間
H26.9頃~、約1か月

不貞行為当時の夫婦関係
H26.7中旬頃からA【妻】は自宅に戻らなくなった

交際の経緯、積極性等
A【妻】Y【男】はH26.3、勤務先で知り合った。通勤の関係上、インターネットカフェに寝泊まりすることもあったA【妻】に、H26.6、Y【男】が自宅の一室の使用許可を出し、A【妻】はそれを受けた。H26.9、AYは2人で居酒屋に行き、手をつないで帰宅した。H26.10頃からAはY宅の一室を月5万円で間借りしている。Y【男】はA【妻】が既婚者であることを知っていた。

この事案における特殊性等
Y【男】は本件不貞を認めず、不合理な弁解(手をつないでいたのに、単に釣り銭の受け渡しをしたにすぎないとの弁解)に終始している。
X【夫】A【妻】間の価値観の相違が本件不貞の遠因ともいえなくもない。

その後夫婦の婚姻関係
H26.10.20離婚

判決
慰謝料の請求額660万円→判決による認定額165万円【慰謝料150万円、弁護士費用15万円】

浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。

【夫の不貞】相手に不貞行為中止を求めても応じず、慰謝料請求額は704万円、認定額は352万円

交際の経緯、積極性等、H25.7、X【妻】が不貞行為中止を求めてY【女】にメールを送ったが、Y【女】は返答せず、不貞...

【夫の不貞】大学の同期生との不貞、慰謝料請求額は300万、認定額は0円

交際の経緯、積極性等、大学の同期生。2人で会食をしたり恋愛感情を表現するようなメールを送ったりした。

【妻の不貞】職場の同僚で不貞行為不成立、慰謝料請求額は500万円、認定額は0円

交際の経緯、積極性等、A【妻】Y【男】は職場の同僚である。相当に親密な関係にあったものと認められるが、A【妻】Y【男】はいずれも離婚に関わる問題を抱...

【夫の不貞】不貞相手との間に子あり、期間は9年半、慰謝料請求額は500万円、認定額は300万円

交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】はH15.3頃に知り合い、間もなく性交渉を含む交際を開始したが、同年9月頃にX【妻】に発覚し交際を一旦解消した。

【夫の不貞】学会出席後のホテルにおいて不貞行為に及ぶ、慰謝料請求額は1100万円、認定額は99万円

交際の経緯、積極性等,Y【女】の勤務先にA【夫】が就職してきたことで知り合った。Y【女】はA【夫】が既婚者であることを知っていた。H26.11.14、学会出席....