婚姻前に内縁関係が成立していたと主張するが認められず、慰謝料請求額は220万円、認定額は0円

裁判所 東京地裁
判決日 H28.3.9
原告
以後Xと表記
妻【X】
不貞当事者【有責配偶者】
以後Aと表記
夫【A】
不貞当事者【被告】
以後Yと表記
女【被告、Y】
夫婦の婚姻期間 H24.12.4
夫婦の子の有無 長男【4歳】
次男【2歳】
不貞当事者間に子供がいたか
被告から原告に対する謝罪の有無等

どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為

不貞開始時期及び期間
不貞行為不成立

不貞行為当時の夫婦関係
X【妻】は婚姻前に内縁関係が成立していたと主張するが認められず。

交際の経緯、積極性等
性交渉したことを認めるに足る証拠はない。

この事案における特殊性等
内縁関係の成立に当たって、X【妻】とA【夫】の親族間でのあいさつなどがされたという事情も見受けられない。

その後夫婦の婚姻関係

判決
慰謝料の請求額220万円→判決による認定額0円

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交際の経緯、積極性等、A【夫】Y【女】は同僚である。AYは不貞関係発覚後も関係を継続し、Y【女】はA【夫】の別居に合わせて食器を2人分購入した。

【夫の不貞】取締役と保険の営業担当の不貞、期間は4か月、慰謝料請求額は500万円、認定額は165万円

交際の経緯、積極性等、A【夫】はY【女】が保険の営業を担当している会社の取締役であり、Y【女】が担当になる前後から親しくなった。

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交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】はH25.11.22に婚姻した。

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【妻の不貞】男は配偶者がいることを知りながら不貞行為、慰謝料請求額は220万円、認定額は116万円

交際の経緯、積極性等,H26.5頃から、Y【男】はA【妻】に配偶者がいることを知りながら深夜、性行為に及んだ。