【妻の不貞】原告側のDVにより不法行為不成立、慰謝料請求額は330万円、認定額は0円

裁判所 東京地裁
判決日 H27.2.17
原告
以後Xと表記
夫【45歳、X】
不貞当事者【有責配偶者】
以後Aと表記
妻【被告、35歳、A】
不貞当事者【被告】
以後Yと表記
男【Y】
夫婦の婚姻期間 H24.4.2、約3か月
夫婦の子の有無 なし
不貞当事者間に子供がいたか
被告から原告に対する謝罪の有無等

どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為

不貞開始時期及び期間
不法行為不成立

不貞行為当時の夫婦関係
H18頃から交際していたが 、A【妻】はX【夫】のDVに悩まされており、婚姻後もそれは変わらなった。

交際の経緯、積極性等
A【妻】Y【男】は金沢で4、5回会ったことがある、部屋に行ったことがある、などの付き合いはあったが、
当時のA【妻】のX【夫】に対する思いなどを考慮すると、A【男】Y【妻】間で男女関係があったと認めるには足りない。

この事案における特殊性等
X【夫】とA【妻】が離婚に至ったのは、
X【夫】の暴力又は暴力的な態度によるところが多分にあると解される。

その後夫婦の婚姻関係
H24.4.27別居
H24.6.20協議離婚

判決
慰謝料の請求額330万円→判決による認定額0円

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