不貞の判例に関する記事
時効により不法行為不成立、慰謝料請求額は140万円、認定額は0円
| 裁判所 | 東京地裁 |
|---|---|
| 判決日 | H27.3.17 |
| 原告 以後Xと表記 |
配偶者【X】 |
| 不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
有責配偶者【A】 |
| 不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
相姦者【被告、Y】 |
| 夫婦の婚姻期間 | H13、約10年 |
| 夫婦の子の有無 | |
| 不貞当事者間に子供がいたか | |
| 被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
不貞行為当時の夫婦関係
不貞開始時期及び期間
H23.1.19、時効
交際の経緯、積極性等
H23.1.19、自家用車内で会い、性行為又は類似行為をした。
この事案における特殊性等
X【原告】は、H23.1.19、車両におけるY【有責配偶者】とA【相姦者】との行動を見てその様子を写真撮影し、
また、Y【相姦者】の氏名及び住所を知ったことが認められるので、その日が消滅時効の起算日である。
その後夫婦の婚姻関係
H23.5.23離婚
判決
慰謝料の請求額140万円→判決による認定額0万円

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【夫の不貞】入院した際に自身が妻と称し介護していた、不貞期間は9年、慰謝料請求額は1000万円、認定額は250万円
交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】は、遅くともH18頃には知り合い、しばしば夜を共にしていた。H23以降AYは共に旅行し、同じ部屋に宿泊していた。
【夫の不貞】不貞期間は4年、慰謝料請求額は300万円、認定額は150万円
交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】は、H21.5頃交際を開始し、H25.8.9以降は同棲している。
【妻の不貞】バレーボールチームの代表との不貞、慰謝料請求額は300万円、認定額は150万円
交際の経緯、積極性等,Y【男】は、H25.9末頃にA【妻】、長女及び二女が、同年12月頃X【夫】が参加するようになったバレーボールチームの代表を務めていた。
【夫の不貞】高校時代の先輩後輩、不貞期間は10ヵ月、慰謝料請求額は500万円、認定額は130万円
交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】は高校時代の先輩、後輩である。少なくとも2回ホテルで同宿し、不貞関係を持った。
