不貞の判例に関する記事
【妻の不貞】同僚であり以前の不貞は和解済、業務上の接触により認定額は0円
| 裁判所 | 東京地裁 |
|---|---|
| 判決日 | H27.4.28 |
| 原告 以後Xと表記 |
夫【X】 |
| 不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
妻【A】 |
| 不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
男【被告、Y】 |
| 夫婦の婚姻期間 | |
| 夫婦の子の有無 | |
| 不貞当事者間に子供がいたか | |
| 被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H24.11~H25.1、約3か月【和解済】
不貞行為当時の夫婦関係
交際の経緯、積極性等
A【妻】Y【男】は同僚である。
H24.11~H25.1の間の不貞行為についてはH25.2.18に和解合意書を交わして解決した。
その後、AYは以前採用担当社員であったことから業務上接触をもった。
この事案における特殊性等
本件A【妻】Y【夫】の接触は合意書において許された「業務に関連する「事項に関する場合」にあたるので、本件合意書の約定に違反しない。
その後夫婦の婚姻関係
判決
慰謝料の請求額200万円→判決による認定額0円

浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。
【夫の不貞】不貞相手との間に子あり、慰謝料請求額は300万円、認定額は200万円
この事案における特殊性等,A【夫】は、不貞行為と離婚との間に相当因果関係なしとして争ったが認められなかった。
【妻の不貞】バンドで出会い不貞期間は半年、慰謝料請求額は440万円、認定額は352万円
交際の経緯、積極性等、H23.8、アマチュアバンドに所属し、知り合う。お互いに既婚者と知っていた。お互いに恋愛感情をもって交際し...
【夫の不貞】精神医学講座にて知り合う、夫は講師、慰謝料請求額は1500万円、認定額は0円
交際の経緯、積極性等,A【夫】が講師をしていた精神医学講座でY【女】が研修を受けて知り合った。その後Y【女】は同講座に助教授として所属した。
【妻の不貞】整骨院の経営者と従業員、不貞期間は2か月、慰謝料請求額は550万円、認定額は135万円
交際の経緯、積極性等、A【妻】は、H25.3頃からY【男】が経営する整骨院に勤務した。
