不貞の判例に関する記事
【夫の不貞】スナックで出会い不貞期間は約1年、慰謝料請求額は359万円、認定額は110万円
裁判所 | 札幌家裁 |
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判決日 | H27.5.21 |
原告 以後Xと表記 |
妻【39歳、X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
夫【38歳、A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
女【被告、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H8.11.9、約17年 |
夫婦の子の有無 |
長男【16歳】 長女【14歳】 |
不貞当事者間に子供がいたか | |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H24.11~、約1年
不貞行為当時の夫婦関係
X【妻】がずさんな家計管理を続けたことに対してA【夫】の不信感が増大し、夫婦関係がぎくしゃくしていたが、破綻はしていない。
交際の経緯、積極性等
A【夫】がY【女】勤務のスナックに入店し、知り合う。
H24.11頃、A【夫】が酔ったY【女】をA【夫】宅に連れ込み、強引に肉体関係をもった。
Y【女】はA【夫】の話を安易に信用し、交際を続けた。A【夫】が主導的。
この事案における特殊性等
探偵に依頼した調査費用については、探偵を利用したことによって不貞関係が発覚したわけではないから、相当因果関係がなく、損害と認められない。
その後夫婦の婚姻関係
H25.10頃別居
10.15離婚調停【不調】
H26.2.1離婚訴訟
判決
慰謝料の請求額330万円、調査費用29万8000円→判決による認定額110万円【慰謝料100万円、弁護士費用10万円】
浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。