不貞の判例に関する記事
【夫の不貞】頻繁に利用する飲食店で知り合い、不貞期間は数ヵ月、慰謝料請求額は550万円、認定額は242万円

裁判所 | 東京地裁 |
---|---|
判決日 | H27.6.15 |
原告 以後Xと表記 |
妻【47歳、X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
夫【49歳、A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
女【被告、37歳、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H5.3.14、約20年9ヶ月 |
夫婦の子の有無 | |
不貞当事者間に子供がいたか |
流產H22頃 流產H26.1.9 妊娠H26.7頃 |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H22頃~、一時期
H25.8~、約数か月
不貞行為当時の夫婦関係
破綻していない。
交際の経緯、積極性等
H22頃A【夫】Y【女】はA【夫】が頻繁に利用していた飲食店で知り合い、その当時からY【女】はA【夫
】が婚姻していることを知っていた。
この事案における特殊性等
X【妻】はA【夫】の子を妊娠するためにH25.11まで不妊治療を継続し、離婚調停においても関係修復を望んでいた状況にあったが、そのことをA【夫】を通じて知っていたであろうY【女】はA【夫】との間で不妊治療を行い、A【夫】の子を今回は無事出産できる見込みが強いこと、交際において必ずしもA【夫】が主導していたとは認められないことが考慮された。
その後夫婦の婚姻関係
H25.12別居
H26.5.12離婚調停【不成立】
判決
慰謝料の請求額550万円→判決による認定額242万円【慰謝料220万円、弁護士費用22万円】

浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。

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