不貞の判例に関する記事
【夫の不貞】不貞相手はファンでイベントで出会う、不貞期間は16年、慰謝料請求額は330万円、認定額は132万円

裁判所 | 東京地裁 |
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判決日 | H27.9.11 |
原告 以後Xと表記 |
妻【X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
夫【A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
女【被告、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | S46.1.12、約43年 |
夫婦の子の有無 | 長男【42歳】 |
不貞当事者間に子供がいたか | |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H10頃~、約16年
不貞行為当時の夫婦関係
X【妻】A【夫】の同居期間は長くはないが、同居しつつそこから離れて活動している期間が長いという側面があり破綻していない。
交際の経緯、積極性等
Y【女】はA【夫】のファンであり、イベントに参加し、ライブの手配をするようになった。
H23.2までAYは年3回程度肉体関係を持っていた。H23.3、X【妻】がY【女】を非難する手紙を送付したが、その後もYはAのイベントに参加した。
この事案における特殊性等
YはH23.1.28以前のものは消滅時効が完成していると主張したが、X【妻】はAYの不貞のみならず、それによってX【妻】A【夫】が離婚するに至ったことについて担害賠償の請求をしているので、損害が最終的に発生したのはH26.4.7の離婚の日であり、消滅時効は完成していない。
その後夫婦の婚姻関係
H26.4.7協議離婚
判決
慰謝料の請求額330万円→判決による認定額132万円【慰謝料120万円、弁護士費用12万円】

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時効により不法行為不成立、慰謝料請求額は140万円、認定額は0円
交際の経緯、積極性等、H23.1.19、自家用車内で会い、性行為又は類似行為をした。
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交際の経緯、積極性等、A【夫】Y【女】は同じ小学校の教諭である。Y【女】A【夫】は2人で旅行する、自動車内で性交渉を行うなど、不貞行為を繰り返した。