不貞の判例に関する記事
【妻の不貞】工場のアルバイトで出会い不貞期間は5年半、慰謝料請求額は330万円、認定額は165万円
裁判所 | 東京地裁 |
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判決日 | H27.3.17 |
原告 以後Xと表記 |
夫【45歳、X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
妻【41歳、A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
男【被告、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H7.4.18、約18年8か月 |
夫婦の子の有無 | 長男【10歳】 |
不貞当事者間に子供がいたか | |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為
不貞行為当時の夫婦関係
H17頃X【夫】が風俗店などに通っており、
それをA【妻】が不快に感じたことは推認できるが、
破綻してはいない。
不貞開始時期及び期間
H19.6頃~H24.12上旬、約5年半
交際の経緯、積極性等
X【夫】とY【男】は面識がありZの紹介によりA【妻】はY【男】の勤める工場でアルバイトを始めた。
Y【男】はA【妻】に配偶者がいることを知りながら交際を開始した。
この事案における特殊性等
A【妻】Y【男】が肉体関係を持ったのはH213~H22.9の間。
しかしその後、不貞関係がX【夫】に発覚し、
A【妻】がX【夫】にY【男】との関係を清算することを約束したにもかかわらず、
A【妻】Y【男】はその後もメールのやりとりをしていた。
その後夫婦の婚姻関係
H25.4上旬別居
H25.12協議離婚
判決
慰謝料の請求額330万円→判決による認定額165万円【慰謝料150万円、弁護士費用15万円】
浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。