【夫の不貞】カラオケ教室の生徒との不貞、慰謝料請求額は220万円、認定額は0円

裁判所 東京地裁
判決日 H27.3.20
原告
以後Xと表記
妻【65歳、X】
不貞当事者【有責配偶者】
以後Aと表記
夫【74歳、A】
不貞当事者【被告】
以後Yと表記
女【被告、75歳、Y】
夫婦の婚姻期間 H10.10.10、約10年
夫婦の子の有無
不貞当事者間に子供がいたか
被告から原告に対する謝罪の有無等

どちらの不貞行為か【有責配偶者】
不法行為不成立

不貞行為当時の夫婦関係

不貞開始時期及び期間

交際の経緯、積極性等
A【夫】がスナック経営をする傍ら開いていたカラオケ教室にY【女】が通い、A【夫】の指導を受けていた。
A【夫】は夜間や深夜に複数回Y【女】宅を訪問しており、Y【女】はその際ビールや料理等を用意していたことから、講師と生徒の関係を超えた親密な関係であった。

この事案における特殊性等
A【夫】が経営していたスナックの営業終了時刻が夜11時であり、
仕事が終わった後にY【女】宅を訪問していたと考えると、
AYがあえて深夜に密会していたとはいえず、
また、Y【女】宅への訪問は月に1度程度であること、AYの年齢等を考慮し、
不貞行為があったと認定することは躊躇を覚える。

その後夫婦の婚姻関係
H25.11別居

判決
慰謝料の請求額300万円→判決による認定額0万円

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