不貞の判例に関する記事
【妻の不貞】職場で出会い、慰謝料請求額は700万、認定額は50万
| 裁判所 | 東京地裁 |
|---|---|
| 判決日 | H26.12.24 |
| 原告 以後Xと表記 |
夫【X】 |
| 不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
妻【A】 |
| 不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
男【被告、Y】 |
| 夫婦の婚姻期間 | H18.12.24、約7年 |
| 夫婦の子の有無 | 子あり |
| 不貞当事者間に子供がいたか | |
| 被告から原告に対する謝罪の有無等 |
H23.12 頃~H24.10間の不貞行為に対し 同月30日にX【夫】に謝罪し慰謝料200万円を分割にて支払うことになった。 しかし、不貞関係を続けたため、H25.1.23に改めて謝罪し、慰謝料の支払いを確認した。 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H25.3.29
不貞行為当時の夫婦関係
破綻していない
交際の経緯、積極性等
婚姻前に職場にて知り合う。
2度、一切接触しないこと等を合意書 (公正証書)にて約したが、2度とも合意に反し、関係を続けた。
この事案における特殊性等
2度に亘る示談に違反する形で不貞行為が行われ、 また、それはX【夫】がA【妻】との婚姻関係の維持を期待して同居を再開した矢先のことであるために精神的苦痛が甚大と言える。
しかし、 以前の不貞行為は、各示談による慰謝料によって既に慰謝されてといえること、 本件不貞行為は1回であること等も考慮する。
その後夫婦の婚姻関係
不変
判決
慰謝料の請求額700万→判決による認定額50万

浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
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交渉を有利に進めましょう。
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交際の経緯、積極性等、H5に不貞関係がX【妻】に露見した後も、A【夫】Y【女】はX【妻】を欺く態様で不貞関係を継続した。
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交際の経緯、積極性等,H26.5頃から、Y【男】はA【妻】に配偶者がいることを知りながら深夜、性行為に及んだ。
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交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】は勤務先の同僚であった。H20.8頃から、A【夫】がX【妻】と離婚することを前提にして肉体関係を伴う交際を開始した。
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交際の経緯、積極性等、H18.12.18頃Y【女】がA【夫】に対してメールしたことで知り合う。H20.8頃からキスするようになった。
