【夫の不貞】共通の知人の紹介で不貞期間は7か月、慰謝料請求額は550万円、認定額は165万円

裁判所 東京地裁
判決日 H27.4.7
原告
以後Xと表記
妻【35歳、X】
不貞当事者【有責配偶者】
以後Aと表記
夫【36歳、A】
不貞当事者【被告】
以後Yと表記
女【被告、30歳、Y】
夫婦の婚姻期間 H17.8.15、約9年
夫婦の子の有無 子【6歳】
子【2歳】
不貞当事者間に子供がいたか
被告から原告に対する謝罪の有無等

どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為

不貞行為当時の夫婦関係
円満な夫婦生活を送っていた。

不貞開始時期及び期間
H25.5~12、約7か月

交際の経緯、積極性等
A【夫】Y【女】は同じ会社に勤務していた。
A【夫】が積極的に不特定の不貞相手を募集し、AYの共通の知人がその求めに応じてY【女】を紹介したことから交際が始まった。
AYは共に望んで積極的に交際を継続した。

この事案における特殊性等
H25.12.14Y【女】宅を訪れたX【妻】にA【夫】との交際を止めるように言われたY【女】は、
証拠があると言われてから不貞関係を認めて関係を断つ旨述べたが、その後もA【夫】とのメールのやりとりや逢瀬を継続した。

その後夫婦の婚姻関係
子どもに養育費などを考慮し離婚していない。

判決
慰謝料の請求額550万円→判決による認定額165万円【慰謝料150万円、弁護士費用15万】

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交際の経緯、積極性等,性交渉したことを認めるに足る証拠はない。

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交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】は、遅くともH18頃には知り合い、しばしば夜を共にしていた。H23以降AYは共に旅行し、同じ部屋に宿泊していた。