不貞の判例に関する記事
【妻の不貞】不貞発覚後も親密な関係にあった、不貞期間は4年9ヶ月、慰謝料請求額は230万円、認定額は110万円

裁判所 | 東京地裁 |
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判決日 | H27.9.16 |
原告 以後Xと表記 |
夫【X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
妻【A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
男【被告、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H12.3.31、約13年 |
夫婦の子の有無 |
長男【12歳】 長女【10歳】 |
不貞当事者間に子供がいたか | |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H19.11~H24.8、約4年9ヶ月
不貞行為当時の夫婦関係
X【夫】A【妻】はH19.1.19に協議離婚し、同年11.14に復縁した。X【夫】が生計を維持し、A【妻】が家事及び育児を担い、またXA間に性交渉があったなどから、破綻していたとは認められない。
交際の経緯、積極性等
H24.4~8の間に少なくとも3回性交渉を持った。H24.8.24、Y【男】はX【夫】に対して同じ過ちをしない旨が記載された念書に署名押印したが、その後もA【妻】Y【男】は親密な関係にあった。
この事案における特殊性等
X【妻】A【夫】は不貞発覚後も婚姻生活を継続し、離婚に至ったのはX【夫】がA【妻】の携帯電話(Y【男】と連絡を取っている)を取り上げた翌日であった。
その後夫婦の婚姻関係
H25.4.8協議離婚
判決
慰謝料の請求額220万円→判決による認定額110万円【慰謝料100万円、弁護士費用10万円】

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