不貞の判例に関する記事
【夫の不貞】経営する会社に入社し知り合う、不貞期間は約1年、慰謝料請求額は550万円、認定額は160万円
| 裁判所 | 東京地裁 |
|---|---|
| 判決日 | H27.3.18 |
| 原告 以後Xと表記 |
妻【40歳、X】 |
| 不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
夫【47歳、A】 |
| 不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
女【被告、39歳、Y】 |
| 夫婦の婚姻期間 | H18.3、約5年3か月 |
| 夫婦の子の有無 |
長女【16歳、Xの連れ子】 次女【13歳、Xの連れ子】 三女【3歳】 |
| 不貞当事者間に子供がいたか | 双子【6歳】 |
| 被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為
不貞行為当時の夫婦関係
X【妻】はA【夫】の遅い帰宅や外泊が続いたことから浮気を疑ったが、確信には至らず、良好な関係であった。
不貞開始時期及び期間
H19.10~H20頃、約1年
交際の経緯、積極性等
Y【女】がA【夫】の経営会社に入社し、知り合う。
H20.6頃には会うことが少なくなり、Y【女】は、出産後はA【夫】から養育費として月額20万円の支払を受けて子どもと生活している。
この事案における特殊性等
Y【女】がX【妻】とA【夫】の婚姻関係が破綻していると認識してもやむを得ないような事情があったとも認められない。
その後夫婦の婚姻関係
H22.8別居
判決
慰謝料の請求額550万円→判決による認定額160万円【慰謝料150万円、弁護士費用10万円】

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この事案における特殊性等、H24.5.8にはA【夫】の不貞を確信していたX【妻】がA【夫】と同居し、A【夫】との子を出産していることから、X【妻】はA【夫】...
婚姻前に内縁関係が成立していたと主張するが認められず、慰謝料請求額は220万円、認定額は0円
交際の経緯、積極性等,性交渉したことを認めるに足る証拠はない。
【妻の不貞】不貞関係を裏付ける客観的証拠が一切提出されていないため不成立、慰謝料請求額は400万円、認定額は0円
交際の経緯、積極性等,A【妻】は、H22.9頃、Y【男】の勤務している老人ホームに入社し、Y【男】と出会った。
【妻の不貞】慰謝料請求額は150万円、認定額は0円
この事案における特殊性等,X【夫】が離婚訴訟を委任した弁護士(被告)の事実確認が適切でなかったために、Y【男】はA【妻】との不貞関係をY【男】の父に...
