不貞の判例に関する記事
勤務先で知り合い不貞期間は1年、請求額は300万円、認定額は150万円

裁判所 | 東京地裁 |
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判決日 | H27.7.29 |
原告 以後Xと表記 |
配偶者【X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
有責配偶者【A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
相姦者【被告、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H12.7、約14年 |
夫婦の子の有無 | 長女【14歳】 |
不貞当事者間に子供がいたか | |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
不貞開始時期及び期間
H25.9.24、約1年
不貞行為当時の夫婦関係
破綻していない。
交際の経緯、積極性等
Y【有責配偶者】がA【相姦者】の勤務先に入社したことで知り合う。Y【相姦者】はA【有責配偶者】に配偶者がいることを知っていた。
H25.9.24、AYは同居し、訴訟提起後も継続している。
この事案における特殊性等
X【配偶者】はAY間のLINEのトーク履歴を不貞の証拠として提出したが、これはA【有責配偶者】が電子メールの添付ファイルとしてY【相姦者】又は勤務先に送信したものを、配偶者としてA【有責配偶者】のメールアドレスを管理し得る立場にあったX【配偶者】が偶然発見したものであるとして違法収集証拠ではないとした。
その後夫婦の婚姻関係
H25.9.24別居
判決
慰謝料の請求額300万円→判決による認定額150万円

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