不貞の判例に関する記事
【夫の不貞】妻を介して知り合い不貞期間は数か月、慰謝料請求額は300万円、認定額は80万円
| 裁判所 | 東京地裁 |
|---|---|
| 判決日 | H27.8.4 |
| 原告 以後Xと表記 |
妻【63歳、X】 |
| 不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
夫【被告、47歳、A】 |
| 不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
女【被告、55歳、Y】 |
| 夫婦の婚姻期間 | H12.4、約14年 |
| 夫婦の子の有無 | |
| 不貞当事者間に子供がいたか | |
| 被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H25.12~、約数か月
不貞行為当時の夫婦関係
破綻していない。
交際の経緯、積極性等
Y【女】はX【妻】が飲食する寿司店で働いており、H25夏頃X【妻】を介してA【夫】と知り合った。
H25.12、A【夫】がY【女】に、離婚届を書いて離婚することになったと告げ、男女関係を結んだ。
この事案における特殊性等
A【夫】は、Y【女】と交際するより前に、X【妻】に対し、不満を述べたり、離|婚の申出をしていたと供述するが、その時期や不満の内容はあいまいである。
その後夫婦の婚姻関係
H26.3半ば、別居、離婚訴訟
判決
慰謝料の請求額300万円【連帯債務】→判決による認定額80万円【連帯債務】

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【夫の不貞】携帯電話のメッセージで性的関係発覚、慰謝料請求額は550万円、認定額は220万円
交際の経緯、積極性等、Y【女】はA【夫】が既婚者であることを知りながら交際を開始した。H25.4、AYは半同棲生活を開始した。
【夫の不貞】取締役と保険の営業担当の不貞、期間は4か月、慰謝料請求額は500万円、認定額は165万円
交際の経緯、積極性等、A【夫】はY【女】が保険の営業を担当している会社の取締役であり、Y【女】が担当になる前後から親しくなった。
【夫の不貞】不貞相手との間に子あり、慰謝料請求額は300万円、認定額は200万円
この事案における特殊性等,A【夫】は、不貞行為と離婚との間に相当因果関係なしとして争ったが認められなかった。
【夫の不貞】勤務先の同僚の不貞、不貞相手との間に子あり、慰謝料請求額は1100万円、認定額は330万円
交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】は勤務先の同僚であった。H20.8頃から、A【夫】がX【妻】と離婚することを前提にして肉体関係を伴う交際を開始した。
