不貞の判例に関する記事
【妻の不貞】インターネットで知り合い不貞期間は3日、慰謝料請求額は500万円、認定額は110万円
| 裁判所 | 東京地裁 |
|---|---|
| 判決日 | H27.9.11 |
| 原告 以後Xと表記 |
夫【40歳、X】 |
| 不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
妻【35歳、A】 |
| 不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
男【被告、Y】 |
| 夫婦の婚姻期間 | H23.11.23、約3年 |
| 夫婦の子の有無 | |
| 不貞当事者間に子供がいたか | |
| 被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H25.8.5~8.8、約3日
不貞行為当時の夫婦関係
A【妻】が生活費の困窮等に不満を抱きX【夫】の暴力等を警察署に訴えて相談していたが、具体的な別居の予定もなかったことから、破綻していない。
交際の経緯、積極性等
A【妻】Y【男】はインターネットを通じて知り合う。
この事案における特殊性等
H26.12.18、別件調停においてA【妻】はX【夫】に対し、A【妻】の不貞行為が破綻の一因であることを認めて謝罪している。
別件調停においてA【妻】はX【夫】に対し慰謝料40万円を支払うことで調停離婚しているが、この合意によって、XがY【男】に対する債権をも免除放棄したものとは解されない。
その後夫婦の婚姻関係
H25.8.12別居
12.18調停離婚
判決
慰謝料の請求額500万円→判決による認定額110万円【慰謝料100万円、弁護士費用10万円】

浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。
【夫の不貞】ゲストハウスで知り合い不貞期間は5か月、慰謝料請求額は220万円、認定額は66万円
この事案における特殊性等、H24.5.8にはA【夫】の不貞を確信していたX【妻】がA【夫】と同居し、A【夫】との子を出産していることから、X【妻】はA【夫】...
【夫の不貞】職場で出会い不貞の期間は4年半、慰謝料請求額500万、判決による認定額100万
交際の経緯、積極性等、職場にて出会う。H16.10.10、職場のOB会にて再会。性交は認められないが性的行為を行っていた。
【夫の不貞】キャバクラで出会い不貞期間は5か月、慰謝料請求額は700万円、認定額は380万円
交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】はキャバクラで知り合う。A【夫】はY【女】のためにマンションを賃借し、そこに住まわせ不貞行為を行った。
【夫の不貞】小学校の同級生との不貞、同窓会で再会、慰謝料請求額は550万円、認定額は165万円
この事案における特殊性等,A【夫】はH23.8下旬には自宅に帰らなくなり、同9頃から長女を無視するようになった。
