【夫の不貞】同じ小学校の教諭の不貞、期間は3年、慰謝料請求額は550万円、認定額は275万円

裁判所 東京地裁
判決日 H27.3.17
原告
以後Xと表記
妻【39歳、X】
不貞当事者【有責配偶者】
以後Aと表記
夫【39歳、A】
不貞当事者【被告】
以後Yと表記
女【被告、31歳、既婚者、Y】
夫婦の婚姻期間 H15.3.27、約10年
夫婦の子の有無 子【17歳、Xの連れ子】
子【10歳】
子【8歳】
不貞当事者間に子供がいたか
被告から原告に対する謝罪の有無等

どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為

不貞行為当時の夫婦関係
破綻していない。

不貞開始時期及び期間
H22.2~25.4、約3年

交際の経緯、積極性等
A【夫】Y【女】は同じ小学校の教諭である。
Y【女】A【夫】は2人で旅行する、自動車内で性交渉を行うなど、不貞行為を繰り返した。
Y【女】はA【夫】に親愛の情を示し、積極的に働きかけるメールを多数送っている。

この事案における特殊性等
本件不貞行為により、XはH25.7.8にうつ病と診断され、12.28には適応障害と診断された。
A【夫】Y【女】は不貞行為発覚後も密会を継続し、Y【女】はX【妻】に対してA【女】Y【夫】の性交渉の様子について得意げに語るなどした。

その後夫婦の婚姻関係
子どもの養育費等を考慮し離婚していない。

判決
慰謝料の請求額万550円、治療費等1万3470円→判決による認定額275万円【慰謝料250万円、弁護士費用25万円、】、治療費等1万3470円

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不貞行為当時の夫婦関係、婚姻したばかりであった。