不貞の判例に関する記事
【妻の不貞】慰謝料請求額は800万円、認定額は120万円

裁判所 | 東京地裁 |
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判決日 | H27.9.16 |
原告 以後Xと表記 |
夫【X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
妻【A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
男【被告、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H9.4.29、約17年2か月 |
夫婦の子の有無 | |
不貞当事者間に子供がいたか | |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H25.4.19~5.24、約1か月
不貞行為当時の夫婦関係
A【妻】はX【夫】に对して自宅からの退去を求めたことはあったが、さらに同居解消に向けて具体的な行動を起こした形跡はない。破綻していない。
交際の経緯、積極性等
A【妻】Y【男】はH24.1.9と5.24に不貞行為をした。また、その前後にキスや抱擁を交わした。
この事案における特殊性等
XAの婚姻関係の破綻については、X【夫】とA【妻】の価値観の相違やコミュニケーション不足も無関係とはいえない。
その後夫婦の婚姻関係
H26.7.14離婚調停【不調】、離婚訴訟
判決
慰謝料の請求額800万円→判決による認定額120万円

浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
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交際の経緯、積極性等,A【妻】Y【男】はH24.6終わりから7初旬頃に飲食店で一緒に呑んだことで知り合った。
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交際の経緯、積極性等,性交渉したことを認めるに足る証拠はない。
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交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】は、遅くともH18頃には知り合い、しばしば夜を共にしていた。H23以降AYは共に旅行し、同じ部屋に宿泊していた。