【妻の不貞】不貞関係を裏付ける客観的証拠が一切提出されていないため不成立、慰謝料請求額は400万円、認定額は0円

    裁判所 東京地裁
    判決日 H28.3.11
    原告
    以後Xと表記
    夫【50歳、X】
    不貞当事者【有責配偶者】
    以後Aと表記
    妻【45歳、A】
    不貞当事者【被告】
    以後Yと表記
    男【被告、31歳、既婚者、Y】
    夫婦の婚姻期間 H8.1.2、約16年8か月
    夫婦の子の有無 長男【17歳】
    長女【14歳】
    不貞当事者間に子供がいたか
    被告から原告に対する謝罪の有無等

    どちらの不貞行為か【有責配偶者】
    妻の不貞行為

    不貞開始時期及び期間
    不貞行為不成立

    不貞行為当時の夫婦関係

    交際の経緯、積極性等
    A【妻】は、H22.9頃、Y【男】の勤務している老人ホームに入社し、Y【男】と出会った。

    この事案における特殊性等
    A【妻】Y【男】の不貞関係を裏付ける客観的証拠が一切提出されていないため、不貞関係を認定することはできない。

    その後夫婦の婚姻関係
    H24.9.18協議離婚

    判決
    慰謝料の請求額400万円→判決による認定額0円

    浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
    しっかりとした証拠で
    交渉を有利に進めましょう。

【夫の不貞】子の保育園で面識を持ち不貞期間は数か月、慰謝料請求額は200万、認定額は200万

交際の経緯、積極性等、夫婦の末子と女【被告】の子が同年で、同じ保育園に通っていたため面識を持った。

【夫の不貞】職場の同僚と不貞期間は2年、慰謝料請求額は500万、認定額は200万

交際の経緯、積極性等、A【夫】Y【女】は同僚でありY【女】はA【夫】が妻帯者であることを知っていた。A【夫】が不貞関係を主導し...

【夫の不貞】離婚した後、婚姻する意思を有している、慰謝料請求額は660万円、認定額は150万円

交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】は同じ会社に勤務しており、面識があった。Y【女】はA【夫】からX【妻】との夫婦関係が良好でないと告げられ....

【妻の不貞】不貞期間は5か月、慰謝料請求額は1375万円、認定額は0円

この事案における特殊性等X【夫】A【妻】は協議離婚に際し、離婚に伴う清算合意をし、A【妻】は合意に基づく12...

【夫の不貞】一方的に別居に踏み切る、慰謝料請求額は100万円、認定額は100万円

交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】はH24.10.25頃知り合い、頻繁にLINEのメッセージを送り合い、Y【女】はA【夫】が賃貸物件を探すのを手伝ったりした。