不貞の判例に関する記事
【夫の不貞】小学校の同級生との不貞、同窓会で再会、慰謝料請求額は550万円、認定額は165万円
裁判所 | 東京地裁 |
---|---|
判決日 | H28.4.14 |
原告 以後Xと表記 |
妻【36歳、X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
夫【40歳、A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
女【被告、41歳、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H20.12.4、約4年 |
夫婦の子の有無 | 長女【6歳】 |
不貞当事者間に子供がいたか | |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
夫の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H23.9頃~、約3か月
不貞行為当時の夫婦関係
破綻していない。
金銭面での価値観で相当なズレがあったことがうかがえるが、X【妻】は関係修復に向け努力していた。
交際の経緯、積極性等
A【夫】Y【女】は小学校の同級生であり、H23.6.4、同窓会で再会した。H23.9頃には携帯電話で親密なメッセージをやり取りした。H26.5.29、A【夫】Y【女】は婚梱した。
この事案における特殊性等
A【夫】はH23.8下旬には自宅に帰らなくなり、同9頃から長女を無視するようになった。
その後夫婦の婚姻関係
H24.4.30別居
H24.12.11調停離婚
判決
慰謝料の請求額550万円→判決による認定額165万円【慰謝料150万円、弁護士費用15万円】
浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。