不貞の判例に関する記事
【内縁の夫の不貞】写真を求めるメールのやりとりを行う、慰謝料請求額は275万円、認定額は55万円

裁判所 | 東京地裁 |
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判決日 | H27.11.17 |
原告 以後Xと表記 |
内縁の妻【50歳、X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
内縁の夫【被告、56歳、A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
女【Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H24.8.8、婚約成立 |
夫婦の子の有無 | |
不貞当事者間に子供がいたか | |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
内縁の夫の不貞行為
不貞開始時期及び期間
不貞行為不成立
不貞行為当時の夫婦関係
A【内縁の夫】がX【内縁の妻】宅に宿泊していたのは1週間の半分にも満たず、X【内縁の妻】はA【内縁の夫】のその他の行動を把握していなかったことから、内縁関係は成立していない。
交際の経緯、積極性等
H25.1半ば、A【内縁の夫】はY【女】に対し、性交渉を求めたり、写真を送ることを求めたりするメールをやり取りしていた。
この事案における特殊性等
XAの婚約解消の原因は、A【内縁の夫】Y【女】のメールのやりとりと、X【内縁の妻】A【内縁の夫】の生活習慣等の相違と性格の不一致である。
その後夫婦の婚姻関係
H25.1.30別居
判決
慰謝料の請求額275万円→判決による認定額55万円【慰謝料50万円、弁護士費用5万円】

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婚姻前に内縁関係が成立していたと主張するが認められず、慰謝料請求額は220万円、認定額は0円
交際の経緯、積極性等,性交渉したことを認めるに足る証拠はない。