【妻の不貞】男は配偶者がいることを知りながら不貞行為、慰謝料請求額は220万円、認定額は116万円

裁判所 東京地裁
判決日 H27.9.28
原告
以後Xと表記
夫【34歳、X】
不貞当事者【有責配偶者】
以後Aと表記
妻【42歳、A】
不貞当事者【被告】
以後Yと表記
男【被告、Y】
夫婦の婚姻期間 H20.10.13、約5年3か月
夫婦の子の有無 子【Aの連れ子、14歳】
長女【5歳】
不貞当事者間に子供がいたか
被告から原告に対する謝罪の有無等

どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為

不貞開始時期及び期間
H26.5~6頃、約2か月

不貞行為当時の夫婦関係
破綻していない。

交際の経緯、積極性等
H26.5頃から、Y【男】はA【妻】に配偶者がいることを知りながら深夜、性行為に及んだ。

この事案における特殊性等
X【夫】は子との同居生活ができなくなったが、離婚に際し、子との面会交流についての定めがなされており、今後も子との接触をなし得る。
X【夫】が今後新たな配偶者を得ることで苦痛の緩和がなされる可能性が相当程度考えられる。
X【夫】はA【妻】から慰謝料144万円の支払いを受けており、その分をY【男】の支払額250万円から控除する。

その後夫婦の婚姻関係
H26.7.24離婚

判決
慰謝料の請求額220万円→判決による認定額116万6000円

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婚姻前に内縁関係が成立していたと主張するが認められず、慰謝料請求額は220万円、認定額は0円

交際の経緯、積極性等,性交渉したことを認めるに足る証拠はない。