【妻の不貞】不貞期間は1年8か月、慰謝料請求額は3000万円、認定額は80万円

裁判所 東京地裁
判決日 H27.9.28
原告
以後Xと表記
夫【47歳、X】
不貞当事者【有責配偶者】
以後Aと表記
妻【45歳、A】
不貞当事者【被告】
以後Yと表記
男【被告、Y】
夫婦の婚姻期間 H7.7.15、約18年4か月
夫婦の子の有無 なし
不貞当事者間に子供がいたか
被告から原告に対する謝罪の有無等 あり

どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為

不貞開始時期及び期間
H15.6下旬~H17.2頃、約1年8か月

不貞行為当時の夫婦関係
破綻していない。

交際の経緯、積極性等
H15.6下旬から交際を開始し、殆んど毎日会っていた。H17.3.4はすれ違いのあるメールが送信されている。

この事案における特殊性等
不貞行為の終了から婚姻関係の実質的破綻までの間に相当長期間が経過しており、A【妻】もY【男】に対する恋愛感情を全く失うのみならず、交際についての記憶が薄れ、X【夫】に対し繰り返し謝罪してやり直しを求めていたことが考慮された。

その後夫婦の婚姻関係
H25.11別居
H26.1離婚調停【不調】
H26.10離婚訴訟

判決
慰謝料の請求額3000万円→判決による認定額80万円

浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。

【夫の不貞】不貞相手との間に子あり、慰謝料請求額は300万円、認定額は200万円

この事案における特殊性等,A【夫】は、不貞行為と離婚との間に相当因果関係なしとして争ったが認められなかった。

【妻の不貞】不貞発覚後も親密な関係にあった、不貞期間は4年9ヶ月、慰謝料請求額は230万円、認定額は110万円

交際の経緯、積極性等,H24.4~8の間に少なくとも3回性交渉を持った。H24.8.24、Y【男】はX【夫】に対して同じ過ちをしない旨が記載された念書に署名押印し...

【妻の不貞】職場の上司、不貞期間は1か月、慰謝料請求額は600万、認定額は300万

交際の経緯、積極性等、Y【男】はA【妻】の上司。2人で飲酒をした際にY【男】が主導的にA【妻】と不適切な関係を持った上、それを材料...

【妻の不貞】慰謝料請求額は500万円、認定額は50万円

交際の経緯、積極性等、H25.11.26にA【妻】Y【男】は肉体関係をもった。

【妻の不貞】インターネットで知り合い不貞期間は3日、慰謝料請求額は500万円、認定額は110万円

不貞行為当時の夫婦関係,A【妻】が生活費の困窮等に不満を抱きX【夫】の暴力等を警察署に訴えて相談していたが、具体的な別居の予定もなかったことから...