不貞の判例に関する記事
【妻の不貞】妻側から交際を申し込み不貞期間は1年4か月、慰謝料請求額は330万円、認定額は66万円
| 裁判所 | 東京地裁 |
|---|---|
| 判決日 | H27.9.29 |
| 原告 以後Xと表記 |
夫【X】 |
| 不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
妻【A】 |
| 不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
男【被告、Y】 |
| 夫婦の婚姻期間 | H20.12.24、約4年4か月 |
| 夫婦の子の有無 | なし |
| 不貞当事者間に子供がいたか | |
| 被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H23.9頃~H24.12頃、約1年4か月
不貞行為当時の夫婦関係
通常の夫婦として生活していた。
交際の経緯、積極性等
A【妻】から交際を申し込み、交際を開始した。
この事案における特殊性等
A【妻】は仕事を優先し、X【夫】との間の子供を望まなかったため、婚姻後、性交渉がなかった。
A【妻】はH25.3.13以降、他の男性とも不貞関係を持った。以上より、A【妻】はもともとX【夫】に対する愛情が希薄であったとも考えられる。
その後夫婦の婚姻関係
H25.4.4離婚
判決
慰謝料の請求額330万円→判決による認定額66万円【慰謝料60万円、弁護士費用6万円】

浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。
【夫の不貞】離婚した後、婚姻する意思を有している、慰謝料請求額は660万円、認定額は150万円
交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】は同じ会社に勤務しており、面識があった。Y【女】はA【夫】からX【妻】との夫婦関係が良好でないと告げられ....
【夫の不貞】相手に不貞行為中止を求めても応じず、慰謝料請求額は704万円、認定額は352万円
交際の経緯、積極性等、H25.7、X【妻】が不貞行為中止を求めてY【女】にメールを送ったが、Y【女】は返答せず、不貞...
【妻の不貞】フィリピンパブの客と従業員、慰謝料請求額は1100万円、認定額は110万円
交際の経緯、積極性等,A【妻】Y【男】は、H22にA【妻】が働いているフィリピンパブで出会った。
【夫の不貞】小学校の同級生との不貞、同窓会で再会、慰謝料請求額は550万円、認定額は165万円
この事案における特殊性等,A【夫】はH23.8下旬には自宅に帰らなくなり、同9頃から長女を無視するようになった。
