不貞の判例に関する記事
【妻の不貞】中学のクラス会で再会し不貞期間は半年、慰謝料請求額は2400万円、認定額は100万円
裁判所 | 東京地裁 |
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判決日 | H27.4.16 |
原告 以後Xと表記 |
夫【56歳、X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
妻【50歳、A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
男【被告、50歳、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H元6.19、約23年4か月 |
夫婦の子の有無 |
X2【22歳】 X3【22歳】 |
不貞当事者間に子供がいたか | |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為
不貞行為当時の夫婦関係
H19にX【夫】の不貞関係がA【妻】に発覚し、良好とはいえない状態でああったが、
婚姻関係解消の話は全くされておらず、破綻はしていない。
不貞開始時期及び期間
H24.2頃~、約半年
交際の経緯、積極性等
A【妻】Y【男】は中学校の同級生であり、H23.10頃のクラス会で再会した。
H24.8には一緒に旅行に行っている。
この事案における特殊性等
A【妻】Y【男】の不貞関係発覚後のX【夫】の行為は極めて攻撃的で、自らに対する反省の意識は全くなく、
A【妻】に対する思いやりが全く感じられず、その人格さえも否定するような行動であり、離婚を決定的なものにした。
A【妻】とX2【子、22歳】X3【子、22歳】の交流を妨げているのはこれを拒否するX【夫】に主たる原因があるため、X2、X3の請求は棄却。
その後夫婦の婚姻関係
H24.9別居
10.7協議離婚
判決
慰謝料の請求額Xに対して1200万円、X2~3に対して各600万円→判決による認定額Xに対して100万円、X2~X3に対して0円
浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。