不貞の判例に関する記事
【妻の不貞】パート先の従業員と不貞、期間は2年、慰謝料請求額は546万円、認定額は220万円
裁判所 | 東京地裁 |
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判決日 | H27.4.30 |
原告 以後Xと表記 |
夫【X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
妻【A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
男【被告、既婚者、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H15.7、約15年 |
夫婦の子の有無 |
長女【10歳】 長男【7歳】 |
不貞当事者間に子供がいたか | |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H24.10以前~、約2年
不貞行為当時の夫婦関係
H22.12にA【妻】が自宅を出て別居したが、
X【夫】はA【妻】に仕送りをしておりA【妻】にも夫婦関係を修復する意欲が窺えるため、破綻はしていない。
交際の経緯、積極性等
A【妻】はY【男】の会社のパート従業員であった。Y【男】はA【妻】に夫がいることを知っていた。
A【妻】Y【男】は路上で抱擁してキスをしていた。
また、月に2回ホテルを利用していた。
この事案における特殊性等
A【妻】の精神疾患やX【夫】の暴力的な振る舞いも婚姻関係が円満さを欠く要因であった。
A【妻】Y【男】が出会うまでに別居期間が1年以上経過していた。
その後夫婦の婚姻関係
H25.10.2調停離婚
判決
慰謝料の請求額349万7250円、調査費用197万2500円→判決による認定額220万円【慰謝料150万円、弁護士費用20万円、調査費用50万円】
浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。