不貞の判例に関する記事
【妻の不貞】起業家交流サークルで出会い、不貞期間は1年、慰謝料請求額は550万円、認定額は220万円

裁判所 | 東京地裁 |
---|---|
判決日 | H27.7.28 |
原告 以後Xと表記 |
夫【42歳、X】 |
不貞当事者【有責配偶者】 以後Aと表記 |
妻【30歳、A】 |
不貞当事者【被告】 以後Yと表記 |
男【被告、31歳、独身、Y】 |
夫婦の婚姻期間 | H22.5.8、約4年5か月 |
夫婦の子の有無 | なし |
不貞当事者間に子供がいたか | |
被告から原告に対する謝罪の有無等 |
どちらの不貞行為か【有責配偶者】
妻の不貞行為
不貞開始時期及び期間
H25.9.24~、約1年
不貞行為当時の夫婦関係
破綻していない。
交際の経緯、積極性等
H25.4.8、A【妻】Y【夫】は起業家交流サークルの交流会で知り合う。フェイスブックメッセージにはAYの間に肉体関係を含む親密な交際が窺われるやりとりが記載された。
この事案における特殊性等
A【妻】は本訴訟提起後もY【男】の訴訟遂行に協力している。フェイスブックのメッセージ等が偽造であるとのY【男】の主張を排斥。
その後夫婦の婚姻関係
H26.10.10協議離婚
判決
慰謝料の請求額550万円→判決による認定額220万円【慰謝料200万円、弁護士費用20万円、】

浮気でお悩みの場合、適切な慰謝料を受け取るためには不貞行為を証明する証拠が必要です。
しっかりとした証拠で
交渉を有利に進めましょう。

【夫の不貞】小学校の同級生との不貞、同窓会で再会、慰謝料請求額は550万円、認定額は165万円
この事案における特殊性等,A【夫】はH23.8下旬には自宅に帰らなくなり、同9頃から長女を無視するようになった。
【夫の不貞】バスケットボールでの知人との不貞、慰謝料請求額は220万円、認定額は0円
交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】はバスケットボールを共通の趣味とする知人だった。Y【女】はA【夫】が既婚者であることを知っていた。
【妻の不貞】1回だけ性交渉を持った。既婚者であることを知ったのは性交渉を持った後、慰謝料請求額は330万円、認定額は0円
交際の経緯、積極性等,A【妻】Y【男】はH24.6終わりから7初旬頃に飲食店で一緒に呑んだことで知り合った。
【夫の不貞】一方的に別居に踏み切る、慰謝料請求額は100万円、認定額は100万円
交際の経緯、積極性等,A【夫】Y【女】はH24.10.25頃知り合い、頻繁にLINEのメッセージを送り合い、Y【女】はA【夫】が賃貸物件を探すのを手伝ったりした。